ペイ・フォワード 可能の王国の作品情報・感想・評価・動画配信

「ペイ・フォワード 可能の王国」に投稿された感想・評価

さ

さの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最近出会った人に勧めて頂き早速鑑賞。
この作品は、まさにここ数ヶ月かけて新たに取り入れた私自身の価値観を凝縮させたようなもので、今が出会うべきタイミングだったのだと胸いっぱいになった。ただの自己満感想文としての記録。

最近は、世の中の違和感が浮き彫りになり、多くの人がこの映画に出てくる人達のように、世界はクソだと常々思っている。私自身もコロナで世間にはうんざりしたし、もう何も期待しないでおこうと思ったりもしたが、そもそも私1人が世界を変えられるはずないんだと改めて悟った時、初めて身近な人から幸せにする事に注目した。例えば家族や友達や恋人を大切に出来ない奴に世界なんて救える訳ない。なんて愚かだったんだろうと気づいたのと同時に私はGIVE&TAKEのギバー 「与える人」になりたいと思った。

シモネット先生のように悲惨な経験が無くても、不幸な自分ばかり探して本気で向き合わずに自分の殻に閉じこもっている人は多い。そんな人程、変わる事を怖がる。確かに逃げるのは楽。自分すら変われないから世界はそう簡単に変わる訳ないと最初から諦めている人が多いのは仕方が無いし、むしろこっちの方が世間の当たり前の感覚かもしれない。そういう人がこの作品を見てもきっと響かないかもしれない。
けれど世の中に対しての疑問や絶望、そういった事に強く関心がありつつも何かしらの希望さえあればきっと誰しも良い影響を受けることの出来る素晴らしい作品。少しでもプラスな影響を受けてまずは自分を肯定し、相手を許し、実践できる人が増えたら良いなと前向きな気持ちにさせられる強いメッセージ性のある映画だった。


ミミ・レダー監督が「許し」を大きなテーマの1つとして描いたと解説で言っていた。
印象的な台詞「どうかお願いです俺を救うために」→これも人に何かをしてあげる事でまた自分をも救われる事の表れ。人を立ち直らせようと思うならば、相手をよく見て心の声を聞く。無意識のエゴによって、こんな当たり前な事が出来ない人が多いと思った。


ラストシーンについて。監督の言葉メモ。
・世界を変えようとする時に主人公が命を落とす結末にしたのは「ハッピーエンドよりも、それが人生そのもの」というリアルさを表現する為。
・悲しみ程静かに描く最良のアイデアというのはいつも子供たちから生まれる。子供たちは人生が単純だと見抜いている大人が単純な人生を複雑にしている。
悲しみも希望も、シンプルに映像だけで語れるが、この作品に関しては「希望」を胸に抱いて欲しい。永遠と続く車の列は未来に繋がる命の象徴であり、世界は私たちの手の中にある。だから変えることもできる。

・公開後は次へ渡せが沢山行われた。この映画をみて自分の胸に聞いてみて「私には何が出来るか」と
genbrave15

genbrave15の感想・評価

3.7
次へ渡せ。
違う誰かに善意を広げていく。

心で思うことは簡単だが、
実行するのは本当に難しいこと。
実行したとしても、
継続することはもっと難しい。

本当の豊かさが、お金やモノではなく、
私たち人間の心にあると感じる作品。

行動を起こさなければ、何も変わらない。

2020年、鑑賞292作目。
めー

めーの感想・評価

3.4
ラストまでがとても良かっただけに、何で最後こうしちゃったのかという感じでした。
LOST

LOSTの感想・評価

4.1
11歳のトレバーは、先生から「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、何をする?」と問われる
彼は、勇気を出せば誰もがすぐ実行できる"ペイ・フォワード"を思いつく
それは、他人から受けた厚意をその人に返さず、別の3人へ贈るというものだ
やがて、少年の考えたアイデアは広がり、心に傷を負った大人達の心を癒していく…

優しく、重く、切ない作品

"世界が変わるのを見たかった"
そう思ってトレバーはペイ・フォワードを実行したけど、なかなか上手くいかないのを見て、親切って難しいなと思った
トレバーが序盤で母にやったような、良かれと思ってやる押し付けがましい親切は、自己満足となってしまうしね

トレバーや先生の視点だけでなく、善意を受けた記者のクリスがペイ・フォワードの発案者を捜すというのが良かった

"日々の生活に慣れきった人達は、良くない事もなかなか変えられない。だから諦める。でも、諦めたら負けなんだ。"
この台詞は心にグサッときた…

ジェリーはダメかなって思ったけど、恩送り出来て良かった😊

母を想って蝋燭のセッティングをするトレバーが可愛らしかった

最後に車がズラっと集まってる場面は、フィールド・オブ・ドリームみたいだった

ボン・ジョヴィが出演しててビックリ笑
世界を変えるためにはどうすればいいのか? その方法をものすごくシンプルにわかりやすく描いていて、素直に感動する。ただ、若い頃に初めて本作を観た時にはこの終わり方に納得できなかった。
なぜ、この映画はこのような終わり方に「ならざるを得なかった」のか?
それは、主人公のトレバーが他者からの贈与=「元手」のない状態で「Pay it forward」を始めてしまったからである……ということが、最近読んだ『世界は贈与でできている』(近内悠太・著)という本に書いてあり、目からウロコが落ちた。本作の結末に納得できなかった人はぜひ読んでみてほしい。
れいな

れいなの感想・評価

5.0
"素晴らしき哉、人生"と"独裁者"と並んで中高時代に私の心のベースを作った作品といっても過言ではない、、!
ラストは衝撃で見るのが辛いけど、人生の中で何回か見直して原点に戻りたいなと思える映画。

「本当は世界は思ったほどクソじゃない
だけど日々の暮らしに慣れ切った人たちは良くない事もなかなか変えられない
だからあきらめる
でもあきらめたらそれは負けなんだ
ーすごい難しいことなんだ
周りの人がどういう状況かもっとよく見る努力をしなきゃ
守ってあげるために心の声を聞くんだ
直してあげるチャンスだ。自転車とかじゃなく、、"人"を立ち直らせる」

自分の働きかけで世界を、少なくとも自分の周りの世界からでも、変えることはできるんだと勇気づけてくれる。
難しいことだからこそ、勇気を持ってすることで世界は変わる。
アーリーンが言った「ママを許すわ」に、見るべきタイミングでまた見れたんだなと。辛い過去がありながら、それを受け入れて許せる人は強い。許すって相手のためでもあるけど自分のためでもあるんだよね。
anguish

anguishの感想・評価

3.2
◎新しく赴任してきた教師ユージーン・シモネット(ケヴィン・スペイシー)は一年間の課題として「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら何をする?」と11歳の生徒達に問いかける、トレヴァー・マッキニー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は次へ渡す=ペイ・フォワード(恩送り)を実践する、自分が受けた善意を別の3人に渡すものだった。

今まで抜けていた席が埋まる事でトレバーは母を守る任から解放され背伸びをしなくて、文字通りソファーに全身全霊を預ける事が出来る、本当の彼の性格なんだ、子供に無理をさせちゃダメだよって、アルコール依存症の母を支えたい一身で彼は大人に成らざるを得なかったと訴えかけてくる、その母も連鎖を断ち切れず苦しんでいた。

とても惜しい、時間の制約のためシモネットとアーリーン(ヘレン・ハント)の関係が浅く見えてしまう、トレバーばかりを気にしていたのでユージーンの告白には胸が苦しかった。この終わり方はダメだと思う、せめて自然な不可抗力にして欲しかった、テーマ的にも誰かが悪く終わって欲しくなかったな。

20200930
Eiti

Eitiの感想・評価

4.5
自分が受けた善意を他の3人に返す。ペイバックでなく、ペイフォワードで世界が変わるのか、提案し実践する11歳のトレバー。この世の中はそう悪くないと信じたいトレバーの真っ直ぐな心と勇気が、様々な人の人生を変え、広がっていく様子が美しい!個人的にラストがいい映画にするための終わり方って感じで好きでなかったけれど(でもうるっときた…)、それ以外はとても良かった。

"I don't care about the grade. I just wanted to see if the world would really change."という場面がとても印象的。
恩をそのまま返すペイバックではなく恩をまた違う誰かに返すペイフォワード。善は連鎖すると思うので誰かがやることで世界は変わるのかも。
最後の死ぬ必要はあったのかとそれだけ疑問。
rohpb

rohpbの感想・評価

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小さい頃見た記憶もあるのですが大人になって見ると要所要所で心が痛くなりました、
小さい頃は行動することもわりとすぐにできたのに、どうして大人になると難しくなるかなぁなんて思いながら観てました笑
この映画を観た後、いつもより重い腰が軽くなったような気がします。
泣いてスッキリしたからかもしれませんが☺︎
もし私に子供がいて子が純粋な気持ちを忘れたりなくなって落ち込んじゃう時に勧めたいかもしれない。
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