腕っ節は立つがパワハラ、偏見、思い込み、居丈高に性格ブスと全く共感できないキャラのショッピングモールの警備主任が主人公で、モールに現れる露出狂を捕まえるため奔走する姿を描いてます。
正直見どころが無く、同様のショッピングモールを舞台にした『モールコップ』を観た後が災いしてかちっとも楽しめませんでした。
何故に主人公をこんな特異なキャラ設定にしたのか理解に苦しみますし、したならしたで、徐々に性格が改善されていく展開にする方が良かったんじゃないでしょうか。
また、レイリオッタの役どころも非常に中途半端で、主人公の引き立て役にもならないキャラは本作に必要無かったんじゃ。
せっかくの怪優を活かしきれてません。
まぁ、唯一「おっ!やるやんっ!」と見なおしたのは、いっつも珈琲を無料で飲ませてもらってる車椅子の女性を、いじめから救ったエピソード位でした。
モールで起きる事件も貧素で誰が犯人かの謎解きの面白さもなく、強盗犯の正体が判明したところで犯人との目を見張るようなアクションも無く、全てが中途半端で残念な作品でした。