このレビューはネタバレを含みます
工場勤務のジェリーは、喋る猫と犬と一緒に住みながら、セラピーを受けつつ真っ当な生き方をしようとしている。そんなある日、憧れのフィオナをデートに誘うもすっぽかされ、物の弾みで彼女を殺してしまう。
B級映画の良さがしっかり出てて面白い作品!
精神異常者(多分統失?)であり、少年時代殺人を犯したこともある、そんな人が主人公であるのが割と攻めてて面白い設定。
薬を飲むと現実に帰ってくる(幻聴などが聴こえなくなる)のだが、ソレが彼にとってはサイレントヒルで言う裏世界であり、反転してる様子も新鮮。
この、一般人とは逆の様子が新しいね
そんな様子で、普通に日常的にかわいい猫が淡々と「殺せ」と言ったりし、それに対しジェリーがそんなことはできないよと普通に受け答えしたりする、
日常の中で異常な会話を淡々としてる描写が物凄い狂気。
犬のボスコは天使でジェリーの良い理解者役。普段はジェリーを肯定する発言をするとても良い子なのにそんな子がいきなり「あの子の股の匂いを嗅がせてくれー」とか言うシーンは笑った
ラストのラストはあまりにも予想外すぎて爆笑した。なんじゃこりゃー!!