しゃけ

花束みたいな恋をしたのしゃけのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

学生のうちは「私たちだけの世界」を共有できていたはずの2人が、社会性に丸め込まれる麦くんとそのままでいたかった絹ちゃんとですれ違っていく様子がとても現実的で感情移入しながら鑑賞していた
最後のファミレスで泣きながら抱擁するシーンは、もう一度やり直そうという意味ではなく、もう戻れない尊い記憶をがそっと心にしまうためのものだったことが印象的だった
都会に出た彼と故郷に残る彼女のすれ違いを歌った太田裕美の「木綿のハンカチーフ」を思い出した
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