誰も知り合い見てなくてあらすじも知らずこれを見る為に桂川に行ったんや。
一晩経って色々反芻してる。
バイク事故で首から下が動かなくなった俊作
母は既に他界し、高齢の父とたまに来てくれる友達に介護してもらう生活
そんな彼の元やってきたヘルパーは盲目の女 華恵
障碍者の介護という現実的に難しい話。
なのに惹き込まれる。
陰影、言葉遣い、優しさに触れてしまうと目が離せなくなる。
出てくる人が物腰柔らかく、優しい人ばかり。(アクの強い胡散臭いおばちゃん2人はいたが)
だからこそ厳しい現実を突きつけられる。
見えるママと抱き上げられるパパ
望んだところで手に入らないもの、与えられないもの
足りない部分を補えるかどうか分からない。
何かが起きたとしても助け合うことは難しい、出来る事の限界が見えている。
それでもこの二人の未来が明るい物であって欲しいと願わずにはいられない。
素晴らしい作品なので上映館増やしてもっと見て欲しい。
