抹茶マラカスさんの映画レビュー・感想・評価

抹茶マラカス

抹茶マラカス

68キル(2017年製作の映画)

3.5

いい意味でタランティーノっぽい、でも届かないっていうレベルでちょうどいい映画だった。
68000$を強盗するだけのはずだった男がいろんな女たちに翻弄されて血みどろ道中、ちょっと成長。塩梅とボンクラ感が
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.5

溜まり込んだ変わらない日常への不満が爆発する!舐めてた相手が文脈に、夫婦仲や隣人の中古車などアメリカ的な中年の危機を落とし込んで、暴力で尊厳を回復していく物語に。
最悪のYou'll never wa
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リグレッション(2015年製作の映画)

3.2

悪魔崇拝の儀式が行われた…?
父親の虐待を告発した娘から始まる大きな事件の予感、ってな話だったんですが見事に尻すぼみしちゃった。別にそういうオチでもいいんだけど、全部しゃべって教えてくれるのはどうもつ
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.0

開幕1発目からコメディのバイブスがあかんかった。どうも大竹しのぶのテンション感がおかしい。
前面に出て宣伝しまくってるらしい明石家さんまは、支え役に徹していることを強調しているが、どう考えてもこれは彼
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.9

これのために宇宙世紀を追っかけてきました。うーん初見でも行けた気がする!
3つの戦闘シーンで分かりやすく話を展開させ、上田麗奈がやるんだからどうせ影があるギギ、諏訪部さんがやるんだからどうせかっこいい
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

天才詐欺師の実話もの。
学生時代に転校先で代理教師のフリしちゃうところから片鱗は見せて、パイロット、医師、弁護士と身分を騙りお手製小切手を使いまくる。話の内容に比べるとなんかショボい犯罪な気もするが、
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シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

3.6

圧倒的に劇場映えする音響と映像。これは映画館で見ないとダメっすよ。
ついにガウナ殲滅作戦に乗り出すシドニア。出陣で勇ましくかかるangelaに気分も昂る。ハードなSFでありつつ、純粋なラブストーリーで
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愚行録(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

これは良く出来ている!
一家殺人事件を記者が追取材していく定型ではあるのだが、記者の妹が児童虐待で捕まっているエピソードと並行して描くことで登場人物みんなの愚かさが暴かれる。欲を言えば、一家のイメージ
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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

3.0

カメラを止めるな!のスピンオフ。監督上田さんじゃないのね。
縮小再生産、焼き回し、みたいなことを言われてしまうのは避けられない。構造はそのままに、あのメンバーが再び!という楽しさはあるが、本作の序盤で
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

3.7

シャアvsアムロ、宿命の2人の対決。
ファーストとZを見てきた因縁の2人の最終決戦。各々がなんかイチャつきながら、クェスという少女がそこに絡んでいく感じ。
この度映画の主人公となるハサウェイくんの言動
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.2

101匹わんちゃんのことを欠片も覚えてないおかげで、シンプルに見ることができました。エマ・ストーンの似合いっぷりもさることながら、またもやボンクラとして登場するポール・ウォルター・ハウザーを溺愛するの>>続きを読む

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

4.6

ロロロに続いて圧巻のメタファー祭り。電車、レール、交差点。運命と進路。スタァライトを演じ終えた彼女たちの次の役は?
レヴューに次ぐレヴューで九九組全員に優しく卒業おめでとうを告げる物語。

最高の卒業
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(2017年製作の映画)

4.0

かつて恋人だった幼馴染がうなじの毛を剃りにくる。
気まずい、に近い空間に響く蝉の声と湿った空気。本来は人に首筋を見せるというある種権力的な空間で「信頼」のような言葉が飛び交うと途端に不思議な緊張感が出
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.3

いやーFinalにも増して、重い!音楽が邪魔!ウェットすぎ!な印象。
江戸時代の剣心を描いたが、血飛沫こそ飛んだけど刀に殺意を感じなかった。特に新撰組連中はるろ剣の当てる剣戟ではなく、殺しにいく殺陣を
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.6

美術、衣装、セット、そういうところはとても素晴らしく、最近の邦画でここまでやっているのは珍しい印象だ。まだまだお金をかければ時代劇も実写でできる!を示してくれた。
ただ、ドラマパートが鈍重で話が進まな
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街の上で(2019年製作の映画)

4.0

抜群の若葉竜也のどこかポンコツっぽさ。彼の存在で散り散りにすら感じられる前半から引っ張られて群像劇が成立する。
常に変わり続ける街、下北沢を舞台に街の読み替えと部屋の読み替えが成立しつつ、文化で切り取
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

3.1

前編と比較するとびっくりするほど良くはなったが、良くなった程度。やる気があるのかないのかイマイチ分からんかった作画、ただのボスラッシュなのに場面切り返しすぎてバトルの決着を引っ張る中盤以降はストーリー>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.6

雰囲気作ってどんでん返しっぽい空気にしていい感じの作品の雰囲気は作ってる。
だが、後半40分くらいずっと種明かしで進まないし、別段のサプライズでもないかなぁ、という感じ。首無し死体と焼死体なら鉄則です
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

北朝鮮の収容所の様子をドキュメンタリーとして語るアニメ作品。社会派作品ながら、エンタメとして成立させるためのツイストを準備していて大変魅力的。

北の国から「トゥルーノース」感想
https://te
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

映画を作る、ということを通して創作に全ベットした人間たち、そしてその夢を追う人々の奮闘が胸を打つ。洋邦、実写アニメを問わずに映画好き全ての人類が必見の胸を打つ傑作であると断言したい。

全ての映画ファ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.1

イギリスのおじさんたちとアメリカのおじさんが騙し騙されな話なんだが、ガイ・リッチー印の編集とか会話劇を見せることに成功するヒュー・グラントとチャーリー・ハナムのおじさんイチャイチャ。最後にしれっとどん>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

2.8

何言ってるか分からせる気がない、話が繋がってない、面白くない。
終わってみれば、大泉洋の成長という軸が出来上がるのは理解できるが、戸田恵梨香、満島ひかりのエピソード、内山理名のエピソード、鳥居耀蔵と密
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

スクリーンを通して目に映るものが客観的事実だと思い込んでいた観客は足元が崩れていく恐怖をアンソニー・ホプキンスと共に味わう。見えてる世界が本当に正しいとは限らない。圧巻の恐怖映画だった


信じていい
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.6

怪盗グルーシリーズも、いよいよ3本目(除ミニオンズ)で、彼らよりもミニオンたちが人気になってしまってる。
そんな中で、本作は前作のヒロイン・ルーシーの母親になる、という話とグルーの双子の兄弟が発覚する
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恐怖の岬/ケープ・フィアー(1962年製作の映画)

3.5

自分が牢に入ったのは、あの弁護士の証言のせいだ!と逆恨みした男があの手この手で弁護士一家を苦しめようとしてくる。
現在ならストーカー規制法とか含めて対処のしようがある気がするが、この当時だと警察も手を
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.5

ペルシャとスパルタの戦いを描く。これでもかと筋肉アピールで私みたいな人間は生きづらそうである。象にサイにと出てきたから笑ってしまったが、ちょっとウェットすぎるかなー
もっとファランクスの凄さを具体的に
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.2

アニメファン、そしてSFファンとして必携の作品をようやく。
本来日常もの的である「うる星やつら」という作品で、文化祭前日が終わらない、でもそれでいいじゃん、程度の軽いループではなく、日常もの作品それ自
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.9

期待爆上げしすぎた…
スパイダーバースの制作陣ということで、いろんな手法を盛り込んでキャッチーかつポップが正直行き過ぎだろ!というぐらいにはっちゃけてる。
中身はAIの反乱に変人一家が立ち向かう!とい
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.7

第1作の前日譚でありながら、人間側の話の進め手となるグルーを欠き、更には3作目としてのパワーを求められる中で、まずまずの仕事では。
イギリスネタをやれるだけやる気概の良さと、ミニオンズの非言語的面白さ
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ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.5

ヒトラーによるユダヤ人虐殺は、その正当性の担保として芸術も利用していた。ユダヤ系の作品を退廃と評し、アーリア系の作品を大々的に展覧会を開いたり。
そういう戦争による芸術のプロパガンダ的利用の側面と、そ
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.9

ほぼミッションインポッシブルだったとこもある前作だったが、今度はミニオンを凶暴化させる薬のせいでほぼゾンビモノに。勿論、タイトルは007からだろう。
父になったグルーの物語としてはある程度の当然として
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.7

娘の友達に惚れちまったぜ!な中年危機=アメリカの危機、みたいな話でそんなにかしこまらなくていいのに、なんか重々しくて大ごとに見える不思議。
何の変哲もない幸せそうな住宅街なのに、銃、麻薬、未成年との恋
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.5

拐かされた女性を助けて、その報復が来る。それだけの話なのだが、普通に面白い。
ただ、ある種の「ワルい男ってどこか惹かれちゃう」的なヒーロー像がどうにも好きじゃないし、歌唱シーンは本当に興味がないので、
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ロストガールズ(2020年製作の映画)

3.7

娘の失踪、そこから見つかる連続殺人事件、見つからぬ娘。『スリー・ビルボード』のような話だが、実際の未解決事件を元にした作品のためスッキリしないが、それにしたって警察には文句の一つも言いたくなる。
被害
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.1

ミニオン初視聴。完全に舐めてました。
泥棒のグルー、そしてその地下に広がるミニオンたちとの秘密基地。様々なメカが単純に楽しいところに、孤児3姉妹を利用しようとして父性的感情に目覚めるグルー、という単純
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

自民党会合での発言を受けて現在無料公開中です。是非。
https://twitter.com/nac_shu/status/1395756269743476736?s=20

なんてことない学校の一教
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