抹茶マラカスさんの映画レビュー・感想・評価

抹茶マラカス

抹茶マラカス

ランキングは2019年に見た映画(旧作含む)限定
評価基準
3.5フツー
4.0勧めれる
4.5ヒャッハー!!
4.8年間ベスト級
5.0生涯ベスト級

映画(654)
ドラマ(55)

交渉人(1998年製作の映画)

4.1

面白かった。
冒頭で主人公の交渉人としての手腕と突入したがりなそれ以外の面々をしっかり紹介した上で、主人公が立てこもり犯となる状況でもその土台を生かしてる。
交渉相手のケヴィン・スペイシーとの相思相愛
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.2

バレエという世界のエリートが潰されそうになりながら現実と虚構の区別がつかなくなっていく、と言えば簡単。
イメージしたのはまず、デミアン・チャゼルの「セッション」。勿論時代的にはセッションがフォロワーで
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.3

流石のフィンチャー。現実と虚構の境界線がどんどん曖昧になり、次に何が来るんだ!?というサスペンスはすごい。凄いんだが。
観客を騙すことが主目的化していて、ドラマとして成立していないように思える。
数々
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.9

サプブライムローンを基にしたリーマンショックの陰でその破綻を見抜いていた人物たちによる大儲けの話。
経済学の用語が飛び交う中でユーモラスにシェフやバスタブ美女が解説するあたりは退屈しないように気を使っ
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.5

うーん流石宮崎駿、流石ジブリと言わざるを得ないアニメーション力。そこには素直に脱帽ですが疑問が2点ほど。
第1に、堀辰雄の「風立ちぬ」を原作としながら堀越二郎を主人公に据え、その半生を描いたがこれは換
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.7

さあ平成を振り返ろうじゃないか、という番組でバブル崩壊から10年程度のことしか振り返ってないことを思い出す。それどころか昭和振り返ってねぇか、おい。
さて、そんな頃の社会問題をたぬきというフィルターを
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メカニック(2011年製作の映画)

3.6

いやほんと小難しいことを1mmも考えなくていいタイプの映画って必要よね。
最初は事故や病気に見せかけて殺す仕事人だったはずのステイサムが、弟子取りながらそんなの気にせず街中でもバンバン銃撃爆発の大暴れ
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LAIDBACKERS レイドバッカーズ(2019年製作の映画)

3.8

60分切ってる割にかなりキャラ見せもバトルもしっかりやった印象。
異世界から京都に転生してきたことで、逆に役割からの解放や運命との決別という裏テーマを抱えつつ、魔王=罪人の更正という話まで扱ってる。う
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インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

4.0

第1作を受けての続編としてはたしかにこれしか無い気がする。
善人でいたいラウと善人だったヤン。鏡像的に描かれた2人の潜入者の片方が消えた時、槙島聖護と狡噛慎也のごとく内在化される。その結果はPSYCH
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インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

4.2

1の前日譚を描いた続編だが、2としてはかなり良くできているのでは。潜入がバレるバレないは使えないので、香港マフィアと警察を巡る群像劇的展開に。当然事情に詳しそうだったり、重要そうなのに前作にいないやつ>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.7

 香港映画は初めてかな?
 警察⇔マフィアでスパイがそれぞれ入り込んでいるので、ちゃんと頭を使って追いつかないといけないが、潜入物として2倍おいしい。それでいて善人か、悪人かという問いも成り立つ。そり
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クヒオ大佐(2009年製作の映画)

3.5

騙されるかよ、今時アニメでもないわ!という設定の結婚詐欺師の話だがまさかの実話物。事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもの。
全てがバレてなお口調の抜けない、そして語られる過去と映像の乖離。彼はクヒオ
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

うーん、単純に考えれば死んだ元彼忘れられずに暴力的な振る舞いをし、3年という歳月をかけさせた彼女は果たして素敵なキャラクターと言えるのか。キョヌに惚れたポイントのキョヌ側の動機は殴られたくない、という>>続きを読む

ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

4.7

カフェの1シチュエーションで突き通すにも関わらず、最後まで目が離せない。この手の群像劇でありがちな展開こそ否めないが、代償行為と引き換えに願いを叶える男の正体、このカフェの意味。考察が止まらない。個人>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.3

記憶に関する話だが、トータル・リコールのようなアクションや陰謀ネタにせずに恋愛モノにする姿勢と脚本は良くできてると思う。
ただ、ジョエルの記憶の中で一緒に消えないように逃げてくれるクレメンタインはジョ
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.9

前半は余所者にとっての田舎=地獄×危機管理能力ゼロの恐怖。だからこそ市長も食われれば良かったのに。
後半はサメとの戦いだが、逃れられない海上での殺るか殺られるかの勝負で見せ方がうまくてハラハラする。
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蹴る(2018年製作の映画)

4.9

そもそも知らなかった電動車椅子サッカーの世界。パラスポーツで必ず考えることになる身体性の拡張と競技性の本質のバランスとの難しさがここにも描かれていた。
その中でも、上映後トークショーでの、この競技から
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

3.4

大九監督の前作「勝手にふるえてろ」が内に溜め込んで外に爆発する話だとしたら、今作は外向けに作ったものが内向きに爆発する話。
婚活するにあたり自分しか見ない主人公にイライラするだろうが、そこは安心。最後
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カジノ(1995年製作の映画)

3.9

いやー、どうしようもない人たちが栄華を掴み、そして転落していく面白さ。ジョー・ペシが本当に最高。
殆ど全員が自分のことを棚に上げてブーメランな発言ばっかり、周りが見えない、最高に面白い。
うん、ただ、
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アウトロー(1976年製作の映画)

3.6

南北戦争末期の西部劇をイーストウッドが描く、麻雀なら大四喜じゃん、な作品。
 単なる復讐譚というよりもどんどん仲間を増やしていくイーストウッドがヒーローのRPG見てる感じ。とにかく行動原理を10分で
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

3.8

脱獄囚と子どもの逃避行を描いたロードムービー。
法が悪人を決めるのか、行いが悪人を決めるのか。善人とも悪人ともとれるケビン・コスナー。あ、でも脱獄してるし悪人かな、やっぱり。
子どもが惹かれていく様子
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ピリオド -羽ばたく女性たち-(2018年製作の映画)

4.1

第91回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞作。
未見だが、昨年公開されていた「パッドマン」と同様の話。どちらかといえば、普及に焦点が当てられていた印象。
だからこそ、辛い現状を示すのではなく、生
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エンド・ゲーム 最期のあり方(2018年製作の映画)

3.7

第91回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門ノミネート。
病院とホスピスを舞台に終末期医療と自己決定権、死とは何かを考えるドキュメンタリー。とても重く、大切な話を考えるきっかけにはなる。劇中で言われる
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氷の微笑(1992年製作の映画)

3.8

 シャロン・ストーンの足組み換えばかりが有名な本作。
 見立て上はフーダニットのサスペンスだが、どっちかっていうと圧倒的な力の前にひれ伏すしかない下々のみなさん、というドラマを見た感じ。その一人のせ
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.7

試写会にて。
バンブルビーは可愛くて最高だが、旧シリーズでやってることを可愛くやり直してるだけでラジオの会話や家庭ぶっ壊しはフレッシュかと言われると悩むところ。
マイケル・ベイと違ってキャラも絵柄も渋
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Black Sheep(原題)(2018年製作の映画)

4.2

 第91回アカデミー短編ドキュメンタリー部門ノミネート。
同年代の黒人少年が殺害されたことでロンドンから引っ越した先が黒人差別の蔓延する街だったという地獄。少年コーネリウスは圧倒的な強さを持つ父へ弱
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Lifeboat(原題)(2018年製作の映画)

4.6

 第91回アカデミー短編ドキュメンタリー部門ノミネート。
これまで見てきた映画の中でも最大級にしんどかった。目をそむけたくなる、日本のテレビや映画じゃまず映らないものもそのままに映るので注意を。
 リ
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A Night at The Garden(原題)(2017年製作の映画)

3.5

 第91回アカデミー短編ドキュメンタリー部門ノミネート。
これ自体は映画というよりも記録映像。なので映画としての評価は難しい。
 1939年のNYマディソンスクエアガーデンのナチの集会に2万人が集まっ
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.7

ツッコミどころこそ満載のストーリーだが、「ブレードランナー」とはまた違う近未来を確かに感じる。そこはヴァーホーベンだけあって悪趣味でグロテスクだが。
いかんせん主人公がシュワちゃんなので武力でなんとか
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.9

PSYCHO-PASSだが、シビュラもドミネーターも出てこない話。正直見たことある要素の掛け合わせで話自体は読めるが、それを成立させるのは狡噛という男の物語とPSYCHO-PASSがこれまでに積み上げ>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.3

まさかの本日2作品目のいや「シェーン」やん!
ただ、「ペイルライダー」と違いしっかり現代型にアレンジしてるし、現代になったことでよりバイオレントに、セクシーに、そして色彩豊かになっている。無口なライア
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.1

まずOPのマーベルロゴで号泣した。あと何作彼が笑ってる姿をカメオで見れるのか分からないけど、私たちの中で永遠に生き続ける。
さて、本編はヒーローオリジン、MCUエピソード0、エンドゲーム前の最後の1ピ
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ペイルライダー(1985年製作の映画)

3.4

いやこれラストも含めて殆ど「シェーン」じゃん!!
 最後まで名前すら分からないイーストウッドの演じる牧師、婚約しているのに母娘共々牧師に惚れてる展開、ラストの牧師さん呼び。牧師に付与された神性を踏ま
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ルーキー(1990年製作の映画)

2.7

いやー荒唐無稽、古き時代のバカ刑事アクションとでも言おうかしら。
新米とコンビ組むイーストウッドは人質にされて役立たず。新米ことチャーリー・シーンが成長するかと思いきや、成長というより暴発。拳銃が大人
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.0


 下手くそな朝ドラの総集編を時系列をいじって見せられた印象。
 折角面白そうな一代記をやってるのに、一代記をやりたいのか、戦争物をやりたいのか、池井戸潤的企業物をやりたいのかさっぱりはっきりしない
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

全部最高。こんなアニメーションは見たことないし、今後これ基準で考えないといけないアニメ映画及びアメコミ映画はとんでもなく大変だ。
時期も素晴らしくマルチバースと代替わりを描いたことはマーベルにとっても
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