耳が聞こえないことで、外では人と関わらず生きてきた両親。
耳が聞こえなくたって他の人と変わらず生きていけることを証明したい兄。
"通訳"として生きることで、自分を犠牲にしつつも、そうしなければ家族が生きていけないからしなくてはいけない。そう感じて全てを家族に捧げてきたルビー。
ルビーだけが"自分の人生"をおくれていなかった。
自分の才能と可能性を知り、自分の人生を見つけた彼女はとても素晴らしい。
現状維持は簡単であり、誰も傷つかない。
現状を変えるためには衝突、失敗、成功がつきものであること。その先には愛があること。
全てを教えてくれる心温まる作品でした。