ヨーロッパ 映画や旅、 ミュージカル好き。 サントラ聴く派
盲目の鍼医ギョンスは日中でこそ見えないが
夜になると暗順応なのか夜間視力が発揮される。
彼が見えないのをいいことに繰り広げる様々な行いは
別の発達した器官(耳、空気感等)も加えて
見てはいけないもの>>続きを読む
道端で転がっているところを拾われ
ぽつぽつと話し出すかつての性体験に
ちょいちょい関係のありそうな なさそうな話を
絡めてくる老人。噛み合ってるのかどうかよりも
淡々と話が進んでいくさまが面白い。>>続きを読む
神経質でずば抜けて優秀な役をやらせたら
ピカイチのピエール・ニネが、探求心に加え
徐々に真実に近づくまでの様子にこちら側も
緊張しながら鑑賞した。
固まった音を切り分けいかなる音も逃さず
分析し、飛行>>続きを読む
男にとっての完全なるファム・ファタル。
一目見た時から情愛の底なし沼に
わかりやすく落ちていく刑事と
無意識のうちに醸し出す色香を撒いてしまい、
災難のような男たちに出会ってしまう容疑者。
どちらも>>続きを読む
良くも悪くも様々なアニメーションのいいとこ取りをし、うまく調和させた中国版ディズニーCGアニメ作品のようだけれど、驚く程に綺麗な画像と色合いだった。
お見事、のひと言。美しい。
実話。似た作品で『ダラス・バイヤーズクラブ』が
あるが、こちらも同様に病と貧困、それにより生活が
困窮している多くの人々が映し出され話が進んでいく。
我が国の最も優れているところに医療制度がある。>>続きを読む
音楽やダンス、色合いなどに
思いっきりトキメいた。ラテン大好き。
だけれども、内容が結構シリアスで
トランプ政権で問題となっていた
「ドリーマーズ」と呼ばれる子供たちのことや
(その後どうなった)自>>続きを読む
遠いどこかの話だと思っていた戦争が
突然自分たちのもとへやってきた。
すぐに今までの日常に戻れると信じていたものの、
日増しに酷くなる現実に観ているこちら側も
胃が痛くなってきた。
「革命」と立派>>続きを読む
なにかしらの創造的産物や思考を形に
したいならば、ちょっと見てみるといいかもしれない。
今もなお精力的に活動している
ゲルハルト・リヒターの半生はおぼろげな記憶から
徐々に緊張感をはらむものになり、>>続きを読む
懐かしのノッティングヒルで繰り広げられる
親子とその世代・友人の関係を軸に、世界に
散らばる甘くて美味しい洋菓子を作り上げる
ストーリーはありがちなようで目を引いた。
たった1店舗で世界のお菓子を作>>続きを読む
ジャ・ジャンクーのテーマはほとんど
自国の過去→現在(未来への途中経過の産業や建築物等)
だけど、今回のダムに沈んだ町にいたはずの家族を
探し、そのために生活しの淡々としながら
時の流れの残酷さをあり>>続きを読む
誰もが知る人の形をした悪魔、
凶悪なハンニバル・レクターの
生い立ちを明らかにした作品。
凄惨というには甘すぎて、戦争での
残虐を超えた本能を呼び覚ます劣悪の数々は
想像したくないほど、リアルでどこ>>続きを読む
これはだいぶ怖い。
幼子と思っていたのにその嘘に惑わされた
周囲の行動や視線に苛まれ、生活が
崩れていく様はぞっとした。
冤罪なはずなのに、子供は嘘を吐かないと
思っている大人のメンタリティは罪だ。>>続きを読む
平凡でしっくりこない日々を潤わせ
明かな変化を導いたのはアルコールだった。
というとすぐにアル中まっしぐらの話に突き進むが
それだけでなかった。足元がぐらつきながらも
持ち直す者、やはり足元をすくわれ>>続きを読む
凄かった。
なんというか、言葉にするため
頭の中でまとめるにはもう少し時間が欲しい。
今まで観たことのない手法とストーリーの奥行には
いくつもの階層があるようで、何度も思考が行きつ戻りつしている。>>続きを読む
どんな場所でも清潔で親切な紳士はモテモテで
いくつになっても色は生きる原動力になるなと
実感した。
そして介護をしたことのある人にしたら
切なさでいっぱいになるはず。
ヤングケアラーだったのでよくわ>>続きを読む
アフガニスタンの都市カーブルを舞台に
しているけれど、家族ぐるみで付き合っていた
アルジェリア人家族のことを思い出した作品。
彼女たちも同じシチュエーションになり
息もできないほど緊張して観ていた。>>続きを読む
高い評価をつけていいかわからないけれど
今もはっきり記憶に残っている作品。
イギリスでの不法移民の立場を利用した
卑劣な行いは反吐がでるし見たくもない。
けれど、実際ロンドンで生活していた身からする>>続きを読む
2000年代のお洒落映画の金字塔といっても
過言ではない(と思う)夢みたいなおフランスでの
雑貨やファッション、食べ物やインテリアの数々。
実際お店に入ろうと思ったけれど、
日本人女性が写真撮影で多>>続きを読む
正々堂々、真っ向から勝負することが
泥臭く感じられる昨今の政治状況からみても
真面目が過ぎると共感性が起きにくい気がしてしまった。
とはいえ、やはり今後この国の未来には
必要な声の代弁者であることに>>続きを読む
現代の風刺が効いている格差社会を
ひと集めにして階層にした感じ。
これで気味悪いのが突如自分の「階」が
変わること。上にいったら横柄になり
下にいけば食事にありつけない。
目を背けたい現実を見せつ>>続きを読む
最初から飽きさせることなく、面白い。
偽札の印刷手法や印刷機がどこへ流れつくか、
インクや透かしの方法など見所満載。
ラストまでの丁寧な描かれ方で
すっかり騙されたけど、あの作品に似ている、と
言っ>>続きを読む
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