新進気鋭の映画監督にありがちな、「これじゃない」新作。デイミアン・チャゼルの「ファーストマン」、ルカ・グァダニーノの「サスペリア」など。
序盤はコーエン兄弟の「バートン・フィンク」的な感じで楽しめた>>続きを読む
96年のネブワースでのライブをフルセットで収録した映画。2年前の物は曲間にファンの余計なインタビューが入ってたが、こちらは純粋なライブ映像。
何故か轟音シアターでやっていたので、とにかく音圧がえげつ>>続きを読む
前作の「哀れなるものたち」が世間の評判とは裏腹にあまりハマれなかったんだけど、これはどストライクだった。
ファンタジー色抑えめで、狂気じみた日常系に回帰していて安心した。
三話とも好きだし、キャス>>続きを読む
前作同様、何が面白いのかさっぱり分からないんだけど、ジェナ・オルテガが可愛くて見ていられる。
以上。
前にも見たはずなのに一切記憶になかったうえ、何が面白いのかさっぱり分からなかった。
豪華キャストと、雰囲気たっぷりの画面のせいで名画感がすごいのに、中盤で急にB級映画になるので戸惑った。
映画館でリマスター版を。
3年前に見たはずなのに記憶が微塵も残っておらず、「このくだりドゥニ・ヴィルヌーヴ版でもあったなー」としか思わなかった。
セットデザインなどはデヴィッド・リンチらしい悪趣味>>続きを読む
「ブックスマート」を最下層の人達でやってみました、みたいなコメディ映画。
日本人の感覚からすると、アメリカという社会の失敗具合が深刻に思えてしまいあまり笑えない。もう笑うしかない状況なんだけど。
久しぶりに見返してみてもやっぱりあまり好きじゃなかった。
ちょっと前の「ワイスピ」と方向性は同じなんだけど、あちらと違って「アホな映画やってます」という開き直りが無い感じがして「あれ、これもしかして>>続きを読む
なんか、多分こういう映画だろうな、と想像したままの内容の映画だった。
まじで想像通り過ぎて何も感想思いつかない。
マルチバースに対して皆が思っている「これがアリならもうなんでもアリじゃん」というツッコミを、デッドプール特有のメタ描写で見事に回避している。
デッドプール以上にマルチバースを活かせるシリーズは無いし、>>続きを読む
「小さな恋のメロディー」の対象年齢を激上げした、みたいな映画。
腐敗した伝統を暴力で打ち壊すという、カウンターカルチャーど真ん中のストーリーだった。ラストはその後日本で起きた全共闘運動のよう。
予>>続きを読む
マクドナルドの知られざる誕生秘話。
システムを創った者が創始者なのか、システムを広めた者が創始者なのかというテーマ。
一見普通のビジネス系映画なんだけど、アメリカという国自体が裏テーマのようになっ>>続きを読む
子供であることの違和感と、大人になってしまったことの違和感を、何気ない場面で描く繊細な映画。
同じ時間を共有しているのに、父娘で時間の流れ方というか、時間の向かう方向が全く異なるのが面白い。
表現が>>続きを読む
月面着陸の都市伝説を描いた映画。
仰々しいドキュメンタリーから始まったので、本格的に宇宙開発競争を描いた映画なのかと面食らったが、実際は軽いタッチのラブコメだった。テンションとしてはキャメロン・クロ>>続きを読む
ラップ興味無いからなーと放置してたけどようやく。
エミネムについて全然知らない状態で見たので、「こいつ絶対ラップ出来んやろ」と思わせる前半の振りから、ラストの名シーンでの落ちが非常に効いた。
あと>>続きを読む
テリー・ギリアムとは根本的に合わないという事が分かった。
キャラクターが常にキマってるせいで全てが支離滅裂で、「いつになったらちゃんとした映画が始まるんだろう?」と思ったまま映画が終わってしまった。>>続きを読む
序盤からクソつまんなかったけど30分で限界が来た。
今から20年後くらいに、今の「女版○○」を量産していた時代を振り返って「あの頃まじで映画つまんない時代だったよね」と笑える日が来ればいいなと。
マイケル・ダグラスと高倉健による凸凹コンビもの。
高倉健は不思議と日本語で演技している時のままの高倉健だったし、本作が遺作となった松田優作も奇怪なキャラクターで良かった。
日本を舞台にリドリー・ス>>続きを読む
かなり期待して見に行ったら肩透かしを食らった。表現としては面白いしハッとする描写もあるんだけど、エンタメとしてあんま面白くない。
今年はほんとに映画のハズレ年やなあ。
史上稀に見る映画業界が閑散としている年で、楽しみにしていた数少ない映画なんだけど、全く物足りない映画だった。
フェラーリ創業者の自伝と、57年のレースを並行して描くという、「フォードVSフェラーリ」>>続きを読む
Amazonオリジナルだしサラッとみれる内容かなと思ったら、「君の名前で僕を呼んで」と「アイズ・ワイド・シャット」を混ぜたような超劇物だった。
嫌に鮮明に思い出せる夢みたいな、独特の浮遊感と不快感が>>続きを読む
「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督デビュー作。
「燃ゆる女の肖像」では閉鎖された空間での同性愛がとてつもない緊張感で描かれていたが、本作も割と似たような映画だった。ここまで教師や親などの大人が>>続きを読む
同時上映の「時をかける少女」と並び角川映画を代表する作品。
学園モノ、ミステリー、恋愛が奇妙に混ざった不思議なストーリで、どっちに進むか分からない展開が楽しい。
松田優作が素晴らしいのは言うまでもな>>続きを読む
前作のオムニバス的脚本から、吉岡秀隆を中心としたストーリーにシフト。3部作は2作目が面白いはずなんだが、前作で広げた広敷をそのまま使ってるだけで特に新しい展開はないように思える。
前作の強烈な「邦画>>続きを読む
「50年代の東京の下町をCGで再現する」という企画自体はめちゃくちゃ面白いものの、肝心のストーリーは笑っちゃうくらいベタベタ。お陰で世界観を紹介する前半だけ面白く、後半はお涙頂戴展開の連続でシラけた。>>続きを読む
90年代特有の名作映画感と、2000年代以降のテンポの良さがいい塩梅。面白い。
凶悪事件が多発する近未来のオーストラリア。警察官のマックスは日々暴走族を取り締まっていたが、次第に対立は激化していき、、、という話。
永野もYouTubeで言っていたが、次作「マッドマックス2」がみ>>続きを読む
伝説的作品「マッドマックス 怒りのデスロード」の前日譚。
前作は全編アクションシーンが展開されるという、ある種映画の法則を無視したような作品だったので、ドラマ重視に方向転換したのは驚き。
特に前半は>>続きを読む
高校生にもなりながらボーイスカウトを続けている冴えない男子三人組。童貞卒業を試みようとキャンプをこっそり抜け出そうとするもののゾンビの集団に遭遇。絶体絶命な状況にエッチなお姉さんが現れて・・・
という>>続きを読む
17世紀のイタリアの村。幼い頃から聖母マリアと対話ができ、不思議なことが身の回りで起き続ける少女ベネデッタ。大人になった彼女は、ある日修道院に逃げ込んできた少女と禁じられた関係に・・・
という話。>>続きを読む
2000本くらい映画見てきたけど、ある意味で、映画という表現のベンチマークはこの「ラストエンペラー」だと思う。好みとかでは無く、客観的に考えて。
この作品を境に映画は進化から衰退のフェーズに移行したと>>続きを読む
映画館でやっていたので初鑑賞。
ちょっとこれは、、、あまりに前時代的過ぎてついていけなかった。
「ナウシカ」でも音楽の付け方が気になったが、これは異次元に古臭い。逆にこれと同じ時期に、あんなに新し>>続きを読む
3度目のトライにして初めて最後まで見れた。家で見た時は序盤で断念、2回目は映画館で爆睡。
「ロード・オブ・ザ・リング」「未来世紀ブラジル」と並んで、おそらく死ぬまで良さが分からない映画。最後の1時間>>続きを読む