3.9と4.0の間に絶対的な壁があるスコアの付け方。
意外にも見ていなかった有名作。
バディ刑事モノの元祖「48時間」と同じ雰囲気で、エディ・マーフィーの人を食ったようなコメディ演技が見ていて楽しい。
ストーリー自体はあくまで平均的なんだけど、80年>>続きを読む
リマスターにかなりの時間を要したIMAX版。
90年代の作品なのでもともと全然綺麗だったし、「あのフィルムにはこんなにいろんな情報が詰まっていたのか!」という目が覚めるような感動はあまり無かった。
コーエン兄弟のイーサン・コーエン単独での監督作品。
数年前にジョエルが作った「マクベス」同様、これじゃない感が凄い。いままでのコーエン作品には確かにちょっと取っ付きづらいというか、「またコーエンのク>>続きを読む
見てなかった名作。
ノーランが「テネット」制作時に本作の影響について言及しているのも頷ける、その後のスパイ映画、アクション映画の礎になったであろう作品だなーと。特に「そもそもこれ現実に起こっているこ>>続きを読む
前作「フォードvsフェラーリ」(インディ・ジョーンズは彼の名誉のために存在しなかったことにしよう)同様、一見お勉強になりそうなテーマをストレートなエンタメに仕上げた映画。
「ボヘミアン・ラプソディ」>>続きを読む
一応監督はジョージ・クルーニーだけど、脚本のコーエン兄弟の存在感がデカすぎて普通にコーエン作品に見える。
60年代アメリカの表と裏がテーマで、コーエンらしい不条理系クライム映画。終盤にどんどん深みに>>続きを読む
アラン・ドロン主演。
南フランスの、天国のようなプール付き別荘で繰り広げられるドロドロ人間劇。ロメールの「コレクションする女」や「スイミング・プール」など、こういうフランス映画は案外多い。
視覚的>>続きを読む
イーストウッド最後の作品らしい。
ストーリーは「十二人の怒れる男」を捻った感じなんだけど、いかんせん演出や撮り方がごくごく普通で、いかにもイーストウッドらしい映画だなあと。
ノーラン的なラストの切>>続きを読む
監督の代表作「フロリダ・プロジェクト」が全然好きじゃなかった記憶があったのであまり期待していなかったが、最高だった。
ポスターから見受けられる「ラ・ラ・ランド」的な、多幸感あふれるカラフルな恋愛映画>>続きを読む
「ブルータリスト」のブラディ・コーベット監督作。
フィルム撮影によるどっしり重い絵作りと、ヨーロッパ映画のようなチャプター構成で「なんかとてつもない映画が始まった」と思ったものの、蓋を開けてみれば何>>続きを読む
最後にマーベル映画を映画館で見たのは一体いつだろう。
序盤から、過去シリーズに登場する名詞やキャラクター名がしつこく出てくるが、ワクワクするどころか「こいつらまだそんな事言っとんのか」という悲壮感に>>続きを読む
最近見かけなくなった「クルーレス」派生のガーリー・ティーンエイジ映画。
いわゆる平成レトロな感じが心地よく、不思議に安心する。キャストもめちゃ豪華。
映画館で。
予約する時「ランボー」としか表示がなく、1作目だと思い込んで見に行ったので、タイトル画面で「First Blood Part2」という文字が出た時困惑した。
「プレイバックPart2」的>>続きを読む
あかん。やっぱりミュージカルはあかん。
「なんでこの人たちは急に歌い出すんだろう?」という疑念が、カルピスの原液並に凝縮された映画。なぜみんなこの現象をすんなり受け入れられるのかがさっぱりわからん。>>続きを読む
昔家で見てぶり。
ミニシアターブームの代表的な映画だが、内容はかなり癖強め。ネバダ州の砂漠のど真ん中に取り残された、モーテル兼カフェが舞台だけど、意外にも制作はドイツ。
アメリカンなロードムービー>>続きを読む
50年代のアメリカの街で、夢のような暮らしをする住民達。ただ、一部の住人があまりにも完璧すぎる世界に違和感を覚え始め、、、と言う話。マーベルの「ワンダ・ビジョン」に近い。
かなり面白かったんだけど、>>続きを読む
これは酷い。
噂の段階から待ちに待ったビートルズの新作映画。配信開始の10分前からテレビの前で待機して、心を踊らせて再生ボタンを押したが、あまりのつまらなさに何度も一時停止した。
とにかくビートル>>続きを読む
新進気鋭の映画監督にありがちな、「これじゃない」新作。デイミアン・チャゼルの「ファーストマン」、ルカ・グァダニーノの「サスペリア」など。
序盤はコーエン兄弟の「バートン・フィンク」的な感じで楽しめた>>続きを読む
96年のネブワースでのライブをフルセットで収録した映画。2年前の物は曲間にファンの余計なインタビューが入ってたが、こちらは純粋なライブ映像。
何故か轟音シアターでやっていたので、とにかく音圧がえげつ>>続きを読む
前作の「哀れなるものたち」が世間の評判とは裏腹にあまりハマれなかったんだけど、これはどストライクだった。
ファンタジー色抑えめで、狂気じみた日常系に回帰していて安心した。
三話とも好きだし、キャス>>続きを読む
映画館でリマスター版を。
3年前に見たはずなのに記憶が微塵も残っておらず、「このくだりドゥニ・ヴィルヌーヴ版でもあったなー」としか思わなかった。
セットデザインなどはデヴィッド・リンチらしい悪趣味>>続きを読む
「ブックスマート」を最下層の人達でやってみました、みたいなコメディ映画。
日本人の感覚からすると、アメリカという社会の失敗具合が深刻に思えてしまいあまり笑えない。もう笑うしかない状況なんだけど。
久しぶりに見返してみてもやっぱりあまり好きじゃなかった。
ちょっと前の「ワイスピ」と方向性は同じなんだけど、あちらと違って「アホな映画やってます」という開き直りが無い感じがして「あれ、これもしかして>>続きを読む
マルチバースに対して皆が思っている「これがアリならもうなんでもアリじゃん」というツッコミを、デッドプール特有のメタ描写で見事に回避している。
デッドプール以上にマルチバースを活かせるシリーズは無いし、>>続きを読む
「小さな恋のメロディー」の対象年齢を激上げした、みたいな映画。
腐敗した伝統を暴力で打ち壊すという、カウンターカルチャーど真ん中のストーリーだった。ラストはその後日本で起きた全共闘運動のよう。
予>>続きを読む
マクドナルドの知られざる誕生秘話。
システムを創った者が創始者なのか、システムを広めた者が創始者なのかというテーマ。
一見普通のビジネス系映画なんだけど、アメリカという国自体が裏テーマのようになっ>>続きを読む
子供であることの違和感と、大人になってしまったことの違和感を、何気ない場面で描く繊細な映画。
同じ時間を共有しているのに、父娘で時間の流れ方というか、時間の向かう方向が全く異なるのが面白い。
表現が>>続きを読む
月面着陸の都市伝説を描いた映画。
仰々しいドキュメンタリーから始まったので、本格的に宇宙開発競争を描いた映画なのかと面食らったが、実際は軽いタッチのラブコメだった。テンションとしてはキャメロン・クロ>>続きを読む
ラップ興味無いからなーと放置してたけどようやく。
エミネムについて全然知らない状態で見たので、「こいつ絶対ラップ出来んやろ」と思わせる前半の振りから、ラストの名シーンでの落ちが非常に効いた。
あと>>続きを読む
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