Chrisさんの映画レビュー・感想・評価

Chris

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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ロケーション、カメラワーク、特殊メイクなどなど1968年に制作されたとは思えない素晴らしい作品だった。必要最低限の語りで状況や設定を説明し、ストーリーの展開のみで理解できたので観やすく且つ世界観に没入>>続きを読む

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

香港の映画はカンフー系の映画しか見たことがなかったが、古い映画にも関わらず撃たれる描写や爆破のクオリティが高くて驚いた。とにかく銃撃戦の印象が強い。後半はずっと撃ちっぱなしでド派手な演出が爽快だった。>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

3.0

まあ面白みのない映画だった。肝心な武器人間が全く恐ろしくない上にそこまで脅威に感じなかった。目の前に現れたかと思うと何やら攻撃しているのか、よく分からない動きをするだけでカメラを持っている軍人は全く怪>>続きを読む

水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.1

山下敦弘監督の作品はあまり観たことがないが、女子高生の物語ということもあり「リンダリンダリンダ」を想像して観に行った。実際は想像していた青春を全力でバカする映画とは真反対の作品で、考え方や価値観、抱い>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作は最高に面白かったので期待が大きかった分残念だ。別に全く楽しめなかったわけじゃない。ただ期待を裏切る展開や納得いかなかった部分が多かった。
まず爆撃されるところだが、前作の主要キャラロキシーを殺す
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ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

小さい頃に数回観ただけだったが、内容や構成はほぼ覚えていた。それほどこの映画が印象に残っていたからだ。しかし改めて観ると少し昔とは感想が変わった。
大人にしか分からないようなネタがあるとかそういうこと
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーなどの暗めの作品は苦手なのだが、 この映画は楽しめた。
ティム•バートンが表現する時代設定だけじゃない、どこか現実から離れた独特な世界観が良かった。この世界観を演出する要素として俳優陣の活躍が最
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.7

80〜90年代の映画は名作揃いだが、その中でも今もシリーズが続く名作中の名作だ。
初めて観たのだがいい意味で期待通りの作品だった。変な捻りなどなく無心で楽しめる作品となっている。
ギャグがふんだんに詰
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おっぱいバレー(2008年製作の映画)

3.3

先に断っておくが断じて卑猥な気持ちがあったわけではない!あくまでも青春を感じれそうだと思い鑑賞したのだが、そこまで楽しめるものではなかった。
別に悪い作品というわけではない。”期待していた”少年たちの
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激突!(1971年製作の映画)

2.7

絶対1時間30分もいらない。尺に対しての内容が無さすぎる。ただただ逃げる走行シーンが多く、もっと飽きないよう内容やカメラワークを工夫して欲しかった。これが2時間映画であったなら軽い拷問として使えるだろ>>続きを読む

エド・ウッド(1994年製作の映画)

3.2

ティム•バートンが影響を受けたというのは頷ける。しかしエド•ウッドが表現する世界観の良さは分からなかった。
彼の魅力を伝えるための映画だと断定はできないが、自分はそう受け取った。なのでティム•バートン
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.1

小説が面白かったためこの映画を観たのだが、改編されている部分が多く残念だった。あまり意味のない変更が多く、悪いように作用していると感じた。
最も違和感を感じたのはマユミの物語上の立場だ。なぜか原作でそ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後漠然とよかったという感想があるだけで、何が自分の心を動かしたのかすぐにはわからなかった。この作品のテーマや内容がそれほど深いからだと思う。
個人的にこの映画のテーマは”人間”だと思った。ウ
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変な家(2024年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

終始何を見せられているのかと疑問だった。ミステリー要素、ホラー要素どちらももう一つな出来だ。観終わって改めて考えるとツッコみたくなるような点がいくつも存在する。
そもそも人殺しのための間取り自体が、納
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ディセンダント(2015年製作の映画)

3.6

ディズニー好き必見。これこそ気軽に楽しく観ることができるミュージカル映画だ。
近年はポリコレ論争が蔓延っていてフラットな立場で映画を見ること自体容易でなくなってきてしまっている。この作品ではヴィランズ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後にまず超面白かったと言えるような王道のアクション映画だった。様々な要素からとにかく満足感で溢れる映画だと言えよう。
まず戦闘シーンは迫力満点で独特なカメラワークを用いた疾走感は最高だった。
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

何だかよく分からないが観てよかったと思う得る映画だった。ところどころ理解できない意味不明な部分もあったが、それも含めて楽しめた。
夢の表現が情報が渋滞しているカオスそのもので、今敏監督特有の気持ち悪い
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クイール(2003年製作の映画)

3.0

飼い犬と比べて盲導犬はずっと不自由なのだと感じた。クイールの生涯が不幸せだったとは思わない。しかし散歩中吠えたり気分気ままに行動できないのは不便に思ってしまった。そこまで人に尽くさないといけないのか、>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

5.0

日本語吹き替えでしか観たことがなかったが、字幕でも大いに楽しめた。終始ツッコミどころ満載で、登場人物の、馬鹿馬鹿しい行動や滑稽な様が見ていて本当に面白い。普通のカンフーではなくサッカーとの融合という斬>>続きを読む

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.2

子供の頃見た時は面白いと感じたが、改めて見るとそこまで心躍る作品じゃなかった。独特な世界観にクセの強いキャラクターは嫌いじゃない。しかし内容が絵本に関わるものなので大人より子供の方が受けがいい気がする>>続きを読む

少年メリケンサック(2008年製作の映画)

4.7

滅茶苦茶面白かった。
冗談ではなく30秒に一回のペースで笑えるネタがあって、下ネタ、暴力、今ではコンプライアンス余裕でアウトなネタなどあらゆる角度からのギャグに2時間ずっと笑いっぱなしだった。
印象に
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.0

この手の登場人物が会話するだけの映画は自分の性に合わない。オムニバス形式で描かれるためまだ見飽きることなく観れたかもしれない。とは言え5つも繰り返せば流石に飽きるし、正直1回目は途中で寝てしまった。>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

少年の大冒険、旅を通じて彼らの絆はより深まり家族との中も落ち着き未来へ期待いっぱいに踏み出す、的な分かりやすい映画かと思っていた。しかし予想はいい意味で裏切れた。実際はもっとリアルに少年たちが抱く複雑>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作の小説を読んでいて漠然と頭に思い浮かべていたイメージと映像やキャラクターの話し方などの解釈が一致していてすごい完成度の高い作品だと思った。想像力を掻き立てるような原作の文章の表現力に感心すべきかも>>続きを読む

鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~(2013年製作の映画)

3.2

大物の声優やCGが登場するたびに予算が大きく減る様は斬新で面白かった。ギャグ映画として楽しめたが、お金を出して観に行くほどのクオリティでもなかった。予算のネタも最初は笑えたが、終盤は少しくどかったと思>>続きを読む

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.6

毎度のミニオンズ達の可愛さとカオスが詰まっていて楽しめた。ケビンとスチュアートとボブの三人組にまたスポットライトが当たっていて嬉しかった。三人のカンフーシーンが一番この映画で面白かった。カンフーも十分>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.5

この映画全体で起こったことは客観的に見ればさして大きいことではないように思う。しかし主人公や周りの人々にとってはそうではない。主人公が悲しんだり嘆くのはほとんどが彼女自身に起因している。自業自得という>>続きを読む

欲ばりなだけの恋じゃなくて(2020年製作の映画)

3.1

マルタのユニークでまっすぐな性格に惹かれるのはわかるが、結構なストーカー行為をしていたにも関わらずアルトゥーロ側から本気で好きになる展開は理解しかねる。ご都合主義的な展開だと感じた。また親友の妊活はサ>>続きを読む

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.0

最後の盛り上がりを期待させるだけさせといてこんなものかという内容でがっかりした。音楽を聴いたらミュージカルしてしまうという面白そうな導入で、ラストでドカンとぶち上げてくれるものかと思った。しかしミュー>>続きを読む

コドモなオトナの人生レッスン(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

兄弟達が甘やかされて育ち、世間知らずで傲慢な振る舞いが見ていて滑稽だった。そして兄弟達が社会人、あるいは人として成長していく様はどんな人でも変わることができることが実感できてよかった。また父が彼らの愚>>続きを読む

ああ、ラモーナ!(2019年製作の映画)

2.8

主人公が逐一心情をナレーションしてくることや安っぽいギャグが無駄に多くて冷めた。終始何を見せられてるんだ感はあったが、ラモーナとアネモナの美しさでなんとか観てられた。この2人を見るための映画と言っても>>続きを読む

ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族愛や、友情愛に満ちた心温まる素敵な映画だった。音楽と青春がいい塩梅でミックスしていて、場面ごとに合った音楽が流れていたので没入して楽しむことができた。
最も印象に残ったシーンはビバリーがブルーハー
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.2

アカデミー俳優3人が主人公で、高齢者が馬鹿している画は見ていて痛快だった。入りは面白そうだと思ったが、終盤にかけて盛り上がりに欠ける映画だった。結末もあまり納得していない。警察が無能すぎるからだ。アホ>>続きを読む

ムーラン(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

実写化する意味なさすぎる作品。守神が竜から不死鳥に変わっていたり、ボーイフレンドが隊長から同胞になっていたり、細かい設定の変更はあったが正直どうでもいい。変更によって得られた効果は全く感じられなかった>>続きを読む

ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

純粋に楽しい映画だった。ただ内容が平凡で、且つ本番を迎えずに終わったのが少し残念だった。あと終盤に色々すんなり上手くいってる感が否めなかった。完成度で言えばそこまでだが、王道ミュージカル映画として普通>>続きを読む

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