オレオレさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オレオレ

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

バーでアジア人カップルと白人男性の3人組が飲んでいるショットからスタート。3人の会話は聞き取れないものの、アジア人同士がもっぱら話している様子。
そこに第三者のセリフが被さり、「どういう関係だろうね、
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レンフィールド(2023年製作の映画)

2.5

舞台設定は現在のニューオリンズ、ニコラス・ケイジがドラキュラで、彼の下僕レンフィールド役にニコラス・ホルト。
タイトル通り、このニコラス・ホルトが主人公で、いわゆるボスのパワハラに悩む青年として「AA
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地下道の鳩 〜ジョン・ル・カレ回想録〜(2023年製作の映画)

3.0

普段はあんまりドキュメンタリー見ないんだが、あの、ル・カレのインタビューということで見てみた。
ドキュドラマ部分があるので好き嫌いは分かれるかもしれないが、ストーリーが追いやすく、かつ「スパイ小説大家
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アス(2019年製作の映画)

4.0

私の数少ないフォロワー(選択的なのではなく、単に追いきれない数のレビューが上がるのが嫌なので)全員が鑑賞、それぞれに感想を残されていた作品なのに、なぜかMyレーダーから抜け落ちていた。基本、ホラー苦手>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

2.5

物理学にも科学にも疎いので、「こっちの1時間が地球の7年」と言われても「ふーん」、円の三次元は球体なのでこれこれこう、だとしても「はーあ」、ここをこう飛び越えてワープ!にも「へーえ」、でしかなかった。>>続きを読む

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

2.0

昔見て、イマイチだった記憶しかなかったが、再鑑賞してもイマイチだった。
ダニエル・デイ=ルイスの茄子のヘタみたいな髪型とキャメロン・ディアスの学芸会レベルの演技にノックアウト。

1840年から186
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

2.5

1960年代、MLKが殺された後のアメリカ。
シカゴで活発な動きを見せるブラックパンサームーブメント、その支部長暗殺に関わったFBIのインフォーマントの話。
主役3人が頑張ってるが、テンポが悪いしちと
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

安っぽい嘘くささ(ってホンモノがないのでウソもマコトもないんだが)が気になって苦手なSFジャンル。
私の中のSF金字塔「マーズアタック!」は超えないだろうと思いつつも、名作の誉が高い本作をようやく見る
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

2.5

宗教的な理由による良心的兵役拒否者が武器を持たずに沖縄戦に参加、名誉勲章をもらった実話を暴力大好きなメル・ギブソンで映画化。
後半無駄に長い。

「武器を持たない」、「土曜日は役務従事しない」、なら、
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.0

「偏執」っぽい印象があるクローネンバーグだが、これはかなり普通。
いや、ストーリーは痺れるんだが。

クリスマス時期のロンドン、身元不明のロシア人少女が救急外来に運び込まれるが、死亡。ただし、腹の中の
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

この夏の話題作、ようやく見る。
が、公開から一か月もたつと、希望の時間(平日午前中)にやってる館が少なくて困った。しかもIMAX、観客数8人くらい・・・
そして、3時間の長尺なので、どの段階でトイレに
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

2.5

とにかくキャストが豪華なんだが、「んで?」という内容だった。私が米文学に興味ないからか。

アメリカの私小説の大家、トマス・ウルフと彼を世に出した名編集者の関わりを異邦人キャストで。
主要キャストでア
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.0

随分と昔に見たんだが、あの「改造スポイド」に衝撃を受けたことしか覚えてなかった。
見返すとキャストがすげー豪華だった。

話は単純に言うと、「幸せを探してもがくカップルbyディカプリオ&ケイト・ウィン
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

迷作「アオラレ」を彷彿とさせるクロウ映画。
弱い脚本、一晩寝たら忘れるキャスト、エクソシスト映画お約束の展開の中でクロウだけが突出。
ポスター画像がすでに「イロモノ」感プンプンで期待もしてなかったけど
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The Son/息子(2022年製作の映画)

2.5

不幸や不具合は、誰かのせいにしないとダメなのか。

NYCでバリバリ仕事をしているピーター(H.ジャックマン)は、再婚相手ベス(V.カービー)との間に息子が生まれたばかり。
妻が働かなくとも3LDK(
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リスボンに誘われて(2012年製作の映画)

2.4

主役のジェレミー・アイアンズをはじめ、シャーロット・ランプリング、レナ・オリン、メラニー・ロラン、ブルーノ・ガンツなど、意外にキャストが豪華でびっくり。
1974年のポルトガル革命と現代を行きかうスト
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.0

M・ナイト・シャマランが映画化する、というので原作を読んだら、とっくに映画化されてた、ので見る。
うーん、最後までノリ切れず。このアポカリプティック(世界終末)設定、キリスト教の知識がないのでやっぱり
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ゴースト・オブ・ミシシッピー(1996年製作の映画)

1.5

完全にスランプである。
何を見てもハズレな今日この頃・・・
出たがりロブ・ライナーが出てこなかっただけよかったのか・・・

メドガー・エバースという黒人の公民権運動家が白昼堂々、家の前で撃ち殺され、明
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チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

1.0

久しぶりにハイスコア!
私の「機内で眠れない時に見る映画」ランキングで。
苦行の2時間越えであった。

とにかく話が散漫。
レオ(トム・ハーディ)とライーサ(ノオミ・ラパス)夫婦の愛情の話なのか、連続
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

こないだの連続ドラマで見て気になったポール・ウォルター・ハウザーが出ていたらしい、というので再鑑賞。
ショーン(トーニャの旦那の友達、自称ボディガード)というアホい役で出てた。
それなりに重要な登場人
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リアリティ(2023年製作の映画)

3.0

NSA職員のリアリティが機密情報をリークしたのか、に関するリアリティショウならぬドキュドラマ。いや、実話を元にしたドラマか。
主人公の名前がリアリティって出来すぎ!(実名)

FBI捜査員の音声記録を
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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

2.5

うーん、片手間すぎる。
なんでジョニーのキャラをもっと描かなかったのか。

主人公はクイーンズに住む小6のポール。
家族は両親と兄だが、祖父母や叔母夫婦がしょっちゅう集まっている賑やかな家庭で育ってい
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イン・ザ・ベッドルーム(2001年製作の映画)

4.0

「Tar」を見たので、トッド・フィールドの他の作品を見直す。
といっても寡作も寡作なので、あんまり作品がないんだが。
20年以上前の作品、見たのも10年以上は前だと思うんだが、結構記憶に残るシーンが多
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

1.0

はい、これ出しましょう!
「…なんか見た…」
てんで支離滅裂で、ムラである必要なし!

友達が「推し」の横浜流星とやらを見るために見たんだが、そんなに売れててこの映画に出た理由を聞きたい、問いただした
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

これはどういうジャンルになるんだろう。
ドラマ?サスペンス?訓話でもないし、社会派というのもちょっと違うし。

リディア・ターは押しも押されぬ大御所指揮者で、ジュリアードで教えたり、ベルリンフィルで指
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.5

ラッセル・クロウの色気がムチムチな映画である。小鳥のお絵かきしてても色気がすごい。なんせ16年も前の映画、まだ彼も細いし。

オージーとブリッツが西部劇?と思うんだが、いやーまあこの二人のうまいこと。
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

2.5

怪しすぎる容疑者ポール・ダノ、不穏な刑事ジェイク・ギレンホール、堅物の父親ヒュー・ジャックマン、とキャストはめちゃくちゃぴったりなんだが、いかんせん長すぎる・・・。

感謝祭のディナーを楽しんでいた二
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

元の黒澤明の映画、「生きる」は見たことないので比較できないが、あー、ここって日本でも同じだろうな、とか、日本じゃどうだったんだろう、とかいろいろ考えた。
白黒は苦手なので、オリジナルは見ないと思うけど
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.0

悪くはない、特に主人公ジャレッド(L.ヘッジズ)とその両親(N.キッドマンとR.クロウ)の演技のおかげで。
とはいえ、どっかで見た気がする話だし、テンポがイマイチ。

18歳のジャレッドはガールフレン
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.0

二人でやる舞台劇か?!と思うほどのセリフの多さ。イドリス・エルバ演じる「魔人」の説明で寝落ちしそうになり、巻き戻しすること数回。
回想シーンもあるんだが、セリフがオットマン時代のトルコ語で字幕なし(そ
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.5

職場でのハラスメントを糾弾する「Me Too」ムーブメントのきっかけとなった、ミラマックス社のハーベイ・ワインスタインセクハラ記事がいかに世に出たか、のストーリー。
結構地味だが、その分、リアリティが
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AIR/エア(2023年製作の映画)

2.5

1984年、当時は20%以下のマーケットシェアしかもっていなかったNikeのバスケ部門が、どうやってマイケル・ジョーダンとの契約を勝ち取ったか、の話。
うーん、結末知っているだけに、リクルーター役ソニ
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

1.0

久々に最後まで見れなかった。
半分でやめたの、「ドライブマイカー」以来かも。

LA近郊の田舎警察署の刑事、D・ワシントンが証拠品を取りにLAPDまで行く。
実は、LAPDは彼の古巣なので、鑑識や刑事
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

記憶にないなあ、この爆弾テロ事件。
アトランタのオリンピックそのものも、途中で挟まれるジョンソンの100m世界記録更新も、うっすらとしか記憶にない。
1996年の夏といえば、クリントンがまだ大統領一期
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.0

ジョディ・フォスターお得意の「山椒は小粒でも」キャラ。でも彼女がやると、やり過ぎ感がなくていいんだよね、なんだが…

「グアンタナモ基地収容中テロリスト容疑者の拷問による自白」、何を今さら感が拭えなか
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テトリス(2023年製作の映画)

2.5

Ah!テトリス!
80年代を生きた人間の共通言語、テトリス。
ウチにはゲームボーイもスーファミもありませんでしたが、なぜだか、フロッピーディスク(!)に入ったテトリスがあり、兄、私、おかんの3人が競っ
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