OSHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

いま日本で一番旬な俳優、鈴木亮平。
その鈴木亮平さんをはじめに監督、出演陣も揃った舞台挨拶付きのワールドプレミアに行ってきました。

シティーハンターの舞台の新宿でもあり、屋上にはゴジラヘッドもあるT
>>続きを読む

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.1

NETFLIXの実写版『シティーハンター』の予習的な意味合いで鑑賞。

新宿で始末屋(スイーパー)をしている冴羽獠と冴羽獠のサポートをする槇村香。
なぜか、仕事の依頼をするのは必ず美女で、本作では命を
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.9

評判が良すぎるので鑑賞。
私は「クレヨンしんちゃん」は観たことがない。舞台は春日部で、エロい少年のしんちゃんと両親と妹の4人家族…程度の知識。

想像以上に面白かった。

1970年の大阪万博を丸パク
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

勧善懲悪のアクション映画。

同じようなタイプのアクション映画が割とあるけど、デンゼル・ワシントン主演のこの映画は、
・正義の味方、勧善懲悪に振り切っている
・主人公が無双に強い
この2点が特徴。
>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

新興宗教団体の共同生活
集団レイプ
時代錯誤

中世のような閉ざされた世界。女たちは教育を受けさせてもらえず字も書けない。
新興宗教団体の共同生活のなかで、男たちは馬用の鎮痛剤を使い、女たちを眠らせ、
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

1990年代の名画を観るシリーズ。
マッド・デイモンとロビン・ウィリアムズ主演。

心を閉ざし悪に染まる天才青年が、大学教授のセラピーを受けていくうちに心を開いていく話し。
クサい台詞の多さは気になっ
>>続きを読む

リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

3.5

映像は素晴らしい。
アニメで表現できる可能性を追求している感じ。ここまで映像をチャレンジしたアニメ映画は、私の知る限り高畑勲監督の『かぐや姫の物語』以来。
少ない線と少ない色で豊かな表現をあらわしてい
>>続きを読む

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.7

原作の宗田理さんがお亡くなりになったとのこと、御冥福をお祈りします。

宮沢りえさんが中学生時代の作品で、この映画のヒロイン。
それにしても宮沢りえさんは凄い。中学生のときはアイドル的に映画出演して、
>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.1

1989年のアメリカ映画。
舞台はほぼ大阪。
松田優作の遺作。
ストーリーはかなり荒唐無稽だし、決して名作とは言えないけど、私は好きでした。

ニューヨークのはみ出し刑事(マイケル・ダグラス)とその相
>>続きを読む

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.6

バレエ・ダンスシーンは圧巻。

パリ・オペラ座でトップ(エトワール)をめざす26歳のバレリーナ。
捻挫で病院にいくも、手術が必要、2年間はバレエはできないと言われる。年齢的にもエトワールは無理に…
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

カラオケ青春コメディ映画。普通に面白かった。

40歳過ぎのヤクザがいきなり、中学3年生の合唱部の部長に「カラオケ行こ」と誘うところから始まるストーリー。
スタートは唐突だけど、変なエピソードを入れる
>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.4

映画の視聴は5本目、テレビアニメもほとんど観ていない、原作は一度も読んでないという「名探偵コナン」初心者の意見ですが…

第1の感想は函館!
ほとんどのシーンが函館。私は函館は1回しか行ったことなくて
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.2

1984年制作、最初のゴーストバスターズ。
当時、超大ヒットしていた記憶はあるけど、私は初見。

頭を使わず楽しめる1980年代の映画のノリは嫌いではない。

三流大学で、オカルト系の研究をしている3
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.3

思っていた以上にミュージカル映画だった。
思っていた以上に面白かった。
これだけ面白いミュージカル映画なら映画館の大スクリーンで観れば良かったと激しく後悔。

悪い人はわかりやすく悪い人だし、ストーリ
>>続きを読む

東京キッド(1950年製作の映画)

3.5

戦後日本史、昭和芸能史…そのもののような映画なんだけど、
ストーリーはあまり面白くない。特に終盤はかなり無理矢理な展開。
当時、13歳の天才少女の美空ひばりのプロモーションビデオとして観る感じ。

>>続きを読む

ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

4.2

実話に基づく物語。
リアルだった。
愛する人が突然亡くなったときの苦悩。その苦悩を丁寧に描いてくれた。でも、起承転結のストーリーじゃないし、あまり映画らしくはない。

2015年11月13日金曜日にパ
>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.1

まだ観ぬ昔の名作を観るシリーズ。
1930年代のボニーとクライドの事件をベースにした1967年の映画。

1967年当時は革命的な映画だったらしいけど、今観ても革命的な感じはしない。(その後、多くの映
>>続きを読む

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.3

韓国のディザスター映画。
災害映画であり、ホームドラマであり、コメディ映画であり、感動する映画でもある。韓国映画らしい、なんでもありのお得感のある映画。

ある日、マンションが1棟ごと500m落ちてし
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

壮大でオリジナリティ溢れるストーリー、
素晴らしい映像と迫力の音響、
最高評価(Filmarksなら5.0)する人の気持ちもわからないではない。

それに、DUNE1を観た人ならきっとストーリーもわか
>>続きを読む

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリー映画なのに、ヴェネチア映画祭で金獅子賞を取ったということで鑑賞。

新進気鋭の女性カメラマンが
アメリカで恋に落ち、別れ、
イタリアに行き恋に落ち、熱愛になったものの、喧嘩して別れた…
>>続きを読む

バックドラフト(1991年製作の映画)

3.5

テーマ曲はフジテレビ系「料理の鉄人」で何十回、何百回と聴いていたし、ユニバーサルスタジオのバックドラフト館も行ったことあるのに、映画は初鑑賞。

父親は消防士、消火活動中、次男が見ているなか、殉職。そ
>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.9

MUC(マーベル)系映画、
以前一度だけ映画館で観て面白くなかったから、それ以降、完全に敬遠していたけど、
この2008年制作の『アイアンマン』が現在も続くMCU系映画の第1作と知ったので観てみる。
>>続きを読む

狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.2

名画座(早稲田松竹)で『タクシードライバー』の併映。
私は『タクシードライバー』メインだったし、何の情報のないまま鑑賞。
ただ、私は『狼たちの午後』の方が好きかも…

途中から笑い声があちこちから聞こ
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.1

ホアキン・フェニックスの『ジョーカー』が好き。まじめな男が悪へ変身していく物語。
この『タクシードライバー』が『ジョーカー』元ネタのひとつなっているとのことで、できたら映画館で観たいと思っていたけど、
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

とにかく観て良かった。

ナチスドイツ対策として、核開発を始めたアメリカ。

オッペンハイマー氏は戦争前には組合活動をするなど左翼的思想も持っていた。
ただ、軍はそういう人間の方が、何かあったとき、責
>>続きを読む

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

3.1

劇場版「すみっコぐらし」シリーズ第3弾

癒やし系映画のはずなのに、今作では、すみっコたちが社畜に…
どんな展開なんだよ…と思っていたら、最後はほっこり感動。
癒やし系→現実の社会→癒やし系にした感じ
>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.7

現在は新日本プロレス社長、100年に1人の逸材ことプロレスラーの棚橋弘至さんとプロレス大好き芸人の有田哲平さんのトークイベント付きの先行上映会での鑑賞。

棚橋弘至さんと有田哲平さんのプロレストークも
>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

2.7

古代の巨大ザメのMEG(メガロドン)シリーズ第2弾
私は前作よりもつまらなかった。

前作は、なぜか映像にはこだわりのあるB級パニック映画だった。
本作は、映像へのこだわりがなくなってしまい、一方で、
>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.8

1980年代を代表する少年冒険ファンタジー映画。
『スタンド・バイ・ミー』とは違うジュブナイル映画のもう一つの金字塔的な作品。

最初から最後までずっと王道の展開。
(2024年に観たら)予想を超える
>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.9

途中TARAKOさんの声かなと思った箇所があって、やはりTARAKOさんの声でした。哀しい。
御冥福をお祈りします。

『デデデデ』私の感想は一言で言えば、面白いけど、あざとい。
そして、2時間の映画
>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.3

さくさく進む感じは凄く良い。
映像も凝っている。
ただのパニック映画かと思って観たけど、わりとドラマ的な要素がある。そして、そのドラマ的要素が普通で面白くない。
あと対象年齢のレイティングに配慮したの
>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦以降で最悪とも言われているシリア内戦。
2011年にはじまり、現在も続いている。

その内戦を撮影し続けたRBSS(ラッカは静かに虐殺されている)という名のジャーナリスト集団の制作したド
>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦のなかでも、もっとも悲惨な戦いと言われる沖縄戦で、75人のアメリカ兵の命を救った実在した人物の物語。

ハクソー・リッジは沖縄、那覇の中心地から10kmほど北にある日本名では前田高地のこ
>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.4

前半は目を背けたくなるような哀しいシーンの連続。
でも、名作。

ポーランドでピアニストをしていたユダヤ人の男が経験した第二次世界大戦の話し。実話をベースにしている。

第二次世界大戦、日本など太平洋
>>続きを読む

金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.8

どこにでもありそうな話しなのに、まったく観たことがない不思議なアニメ。

中東のような舞台の2国、
金の国はお金があるけど水がない、
水の国は水があるけどお金がない。
そして1000年以上、仲が悪い2
>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

3.2

リアルな中学2年生。
とある中学の2年6組35人の三学期の50日のドキュメンタリー。

個人のプライバシー、特に子どもの個人情報に厳しい時代にこういう映画が観られること。
35人の生徒たち、生徒の家族
>>続きを読む