OSHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.7

AmazonPrimeVideoで観たら吹替版しか見つからず、吹替版で観たけど、大泉洋さんの声、良いなぁ。ワニ(ライル)との雰囲気もぴったり。
一方、水樹奈々さんは、歌は当然上手いけど、演じた俳優と雰
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Alice THE MOVIE 美しき絆(1979年製作の映画)

3.5

谷村新司+堀内孝雄+矢沢透=アリス

・1978年に行われた横浜スタジアムのライブを中心としたライブ映像
・アリスの3人によるドキュメンタリー風のドラマ(ミニコント)
・アリスの3人、そして、アリスフ
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.4

1980年代、2人の人魚がナイトクラブで働いたら人気者になったというストーリー。
この映画での人魚は人間を捕食する存在。それなのに人魚が人間の男に恋してしまう。

ストーリーは決して面白くない。
映像
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アマゾン・クルーズ(2014年製作の映画)

2.2

たまに、どうしようもなくくだらない映画を観たくなる。
そういう意味で、目的が果たせた映画。

素人のカメラ映像っぽい流れだし、モキュメンタリー(疑似ドキュメンタリー)映画としては完璧。
ただ、映画とし
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正欲(2023年製作の映画)

3.1

私は苦手な映画でした。

主人公たちがマイノリティということを際立たせないといけないのはわかるけど、(脇役の人に)わざと嫌味な台詞や否定的な台詞を言わしている感じが私は苦手でした。
マイノリティの人た
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17歳は止まらない(2023年製作の映画)

3.7

暴走系女子高生の主人公(池田朱那)を中心とした農業高校畜産科の4人の女子高生の物語。

主人公の暴走っぷりはまったく理解できないし、主人公が畜産科の先生を好きになる気持ちにまったく共感できなかったけど
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

私は初エクソシスト系映画。

エクソシストとは、カトリックにおいて悪霊を取り払う神父のこと。
英語のタイトルのpopeはローマ法王、邦題のヴァチカンはヴァチカン市国のこと、いずれにしろカトリックの総本
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チョコレートな人々(2022年製作の映画)

3.9

東海テレビ制作のドキュメンタリー。
途中、感動してしまった。

愛知県豊橋市にある久遠チョコレート。
従業員570人、内6割はいわゆる障がい者。
給料はちゃんと払っている。月15万程。
年商16億円。
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.3

良い映画だとは思います。
ただ、いまどきの映画としては、ちょっと間延びしているかな。
例えば、登場人物Aと登場人物Bが、二人の出会い→会話→別れまでをしっかり描かれてもな…という思いもある。(それもそ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.2

タイトルは昔から知っていたけど、初鑑賞。
『きちがいピエロ』とは過激なタイトルだけど、過激というよりアヴァンチュール。凄く自由な映画。

自由で、自分勝手で、他人なんかどうでもよくて、暴力的で、でも、
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

2.9

『未来少年コナン』に世界観が近いということで鑑賞。確かに世界観は近いし、映像は迫力があって、かなりの予算を注ぎ込んだ映画なんだろうな…と思ったけど、
不思議と刺さらない映画でした。

近未来、大陸は水
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(1963年製作の映画)

3.7

ヒッチコック監督の代表作のひとつ。
大量のカモメやカラスに囲まれたら超怖いというシンプルで、当たり前、だけど、それまで誰も描いたことのなかった恐怖を描いた映画。

1963年、サンフランシスコ近郊の港
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.2

ドキュメンタリーは難しい。
素材をそのまま流せば、真実には近くなるけど、大抵は面白くなくなる。そして、内容が浅く見えてしまう。
切り取って適当に繋げれば面白いドキュメンタリーができるかもしれないけど、
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

公開当時(2012年)この映画、映画館で観ていた。そのときは序盤でストーリーを追えず、結局睡眠タイムになっていたzzz…

この映画を観た記憶もすっかり飛んでいたけど、ルーニー・マーラが裸のシーンにな
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

本当に良い映画。ストーリーもとても良いし、トム・ハンクスさん他俳優たちも良い演技をしている面白い映画だけど、
ほぼ同じ展開で進むリメイク作品を見せられても…という思いもある。

『幸せなひとりぼっち』
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八甲田山(1977年製作の映画)

3.4

1902年、陸軍が雪中歩行訓練中に遭難、210人中199人が死亡した事件をベースにした1977年の映画。
北大路欣也の「天は我々を見放した」の台詞は当時の流行語。
私は、初鑑賞。

日露戦争前の日本、
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.0

低予算アイディアSF映画という感じ。私は面白かった。

近未来、月の裏側の採掘場で1人働く男の物語。契約は3年間、任期が残り2週になった日、主人公のサムはもう一人の自分に出逢ってしまう。

2人の自分
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.5

人間オードリー・ヘプバーンの生涯をまんべんなく紹介したドキュメンタリー映画。
勉強にはなったけど、映画としての起承転結みたいなものは無かったかな…(そもそもドキュメンタリー映画にそういうものを求めては
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.7

良い映画ということがわかるけど、私とはちょっと境遇が違い過ぎるからかな…そこまでは入り込めなかった。

1999年の映画。
舞台は1960年代の精神病棟。
17歳の主人公(ウィノナ・ライダー)が薬物大
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太陽の塔(2018年製作の映画)

3.9

1970年大阪万博の『太陽の塔』を作った岡本太郎に関するなかなか骨太のドキュメンタリー映画。

1970年、人々は、科学技術は人を幸せにすると思い込んでいた時代。科学技術の進歩を信じ、公害等の問題を蔑
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

動画配信サービス共通のメガ・ムービー・ウィークにつき、半年前の映画なのに220円で観られるということでついつい観る。

消極的な視聴だけど、観ればそれなりに面白い。アメリカ映画にありがちなカーチェイス
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エスケープ・ルーム2:決勝戦 エクステンデッド・エディション(2021年製作の映画)

3.5

前作『エスケープ・ルーム』の続き。
今回、集められた6人は、一度、エスケープ・ルームに挑み、生き残り、勝利した人。
タイトルとおりチャンピオン大会。

内容は前作と同じサバイバル脱出ゲームだけど、今作
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.6

『CUBE』や『SAW』に似ているということで鑑賞。一応、参加するしないの選択肢があるところ、ゲーム主催側が金持ちの道楽っぽい点は『イカゲーム』にも似ている。
脱出パニック映画。

脱落者には死が待っ
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老人Z(1991年製作の映画)

4.3

1991年制作の近未来老人介護問題SF映画。
この映画はもっと評価されてても良い気がした。

原作脚本はあの『AKIRA』の大友克洋、
キャラデザインは90年代にちょっとブームだったイラストレーターの
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用心棒(1961年製作の映画)

3.9

黒澤明監督、三船敏郎主演、
『用心棒』のヒットをうけて『椿三十郎』が作られていたのですね。知りませんでした。
先に観てしまったからか、私は『椿三十郎』の方が好き。

浪人の三十郎(三船敏郎)が、悪人た
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.6

主演の石川瑠華さんが本当にメンヘラで、嘘つきで、めんどくさい、モデルの卵に見えてくる。
この女優をキャスティングした時点で成功した映画。

駆け出しのカメラマンと面倒くさいモデルの卵の恋愛。2人とも2
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

凄い映画を観た。
最初から最後までずっと凄い映画、こんな映画、滅多に観られない。

『ブラック・ジャック』+『アルジャーノンに花束を』+エロ要素

ちょっと違うけど手塚治虫の『ブラック・ジャック』のピ
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

3.7

日本のアニメ史でみても、ひとつのエポックメーキングになったファーストガンダム、総集編の映画とは言え、観られて良かった。

「機動戦士ガンダム」(初代)TVアニメシリーズ映画化3部作3作目。
アニメシリ
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機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

3.6

1979年のTVアニメ「機動戦士ガンダム」の16話〜31話の総集編。

普通に戦争。

「機動戦士ガンダム」シリーズは特にイデオロギーを持たない両軍がひたすら殺し合う点が魅力なのかな。
死体は出てこな
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機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

3.8

ガンダム世代ですが、人生初の「機動戦士ガンダム」鑑賞。
TVアニメ版「機動戦士ガンダム」(初代)の1話〜14話の総集編。

なるほど、本当に何も知らなかった。
未来の地球。地球連邦という1つの国家体制
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男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)

3.4

1973年制作の「男はつらいよ」シリーズ12作目。

前半と後半の2部構成の話しになっている。
前半も後半も話しはそれなりには面白いけど、前半と後半でストーリー上の繋がりはないし、今作の脚本のつくりは
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.7

ブルース・リーの主演映画は5本、5本目の『死亡遊戯』の撮影中に亡くなっているので、完成されたのは4本。
5本のうちの1作目の『ドラゴン危機一発』だけは過去に観ていたけど、典型的なB級映画。低予算だとい
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ニンゲン合格(1999年製作の映画)

3.3

よくわからない不思議な映画だった。
24歳、10年ぶりに昏睡状態からめざめた男。

10年間の間に家族は離れ離れ。
父の友達に引き取られるも…
突然、24歳の青年になった男はなんらかしら家族の絆を築こ
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.8

1974年、当時世界一の高さだった二棟構造のワールドトレードセンタービルにロープを渡して渡ったという実話に基づく物語。

この1つの話しだけだから、ストーリーが凄くわかりやすい。

綱渡りをする俳優が
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が一部真似しているということで本作を鑑賞。

一代で製薬会社を大企業にした社長が死亡。
家族一同が揃ったときに社長の遺言書が発表されることに。その際、呼ばれた探偵の金田一耕助
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影武者(1980年製作の映画)

3.7

カンヌ映画祭のパルムドール受賞作品だし、黒澤明作品だけど、私はあまり好きではなかった。

武田信玄の影武者として用意された男。
外見がそっくりだから選ばれた訳だけど、教養も持たないただの盗っ人。

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