レプタイル トカゲの尻尾切りというニュアンスらしいが、あっち系好きとしては人間成りすましのニュアンスを汲み取ってしまう。
低い点数から大量生産されるネトフリ糞映画かと思いきやまあまあ観れる。そこはかとなくフィンチャーぽい気もする。直前にthe killerを観たからかもしれない。
意外と新鮮に感じたのは刑事映画、仕事人間系映画はその性格故に家庭を顧みず、妻との不和や齟齬があったりするものだが、かなり夫婦が一枚岩な所。セブンのブラピパルトローのような微かな行き違いすら感じさせない。おしどり夫婦ともちょっと違う。びっくりするくらい崩壊の予兆がない。
俳優もみんな素晴らしく、脅し一歩手前の俺たち仲間だもんなフェイスが絶妙。しかしおしむらくはやっぱ腹黒さ、表情のキツさが初見から出ちゃってる感じ。
でもパチーノみたいな上司やツルツルの同僚は悪人であったが今際の際では本当に仲間というのを期待してたのかなあという表情も見せる。
