とても良い。しかしゼンデイヤは過大評価かなあ。
ハゲの人達や魔女みたいな人達の存在感はとても素晴らしい。おっさんズのでしゃばりすぎない傭兵感も萌える。シャラメもフードを被るとちゃんとイスラムチックに見えてくる。
ゼンデイヤは単に現代的過ぎて作品にあってない。かっちかちなソ連的な建築物や、広大な砂漠しかない世界観にハマってない。この演技を見よ!みたいな感じで苦虫を噛み潰した表情をするシーンもあるがなんか違う。個を押し殺すような作品そのものの冷徹さにマッチしていない気がする。「その存在感が作品を動かすドラマになる(キリッ!」とも違う感じ。シナリオのために陣営そのもの勝利敗北は無意味とするランプリングの覚悟と比べると浅い。