死ぬのはやむを得ん、だが殺されるのは嫌だの巻
モノクロ
原水爆に対する妄想に取り憑かれた男のお話
黒澤明唯一の赤字作らしいですね
身の安全か今の生活か、みたいな答えの出そうで出なさそうなテーマが主…
最初どんな話だ?って追てけないけど
水爆が落ちるって妄想でブラジルに行こうとして家族に差し押さえられたり見捨てられたりと可哀想だった
いっそフィクションでもいいから最後に水爆の恐怖を感じて欲しかった…
このレビューはネタバレを含みます
原爆水爆の恐怖から逃れるためブラジルに移住しようとする老人と嫌がる家族のお話。
妾やその子供も連れていこうとしたり、工場があるから行かないと言う息子には工場燃やしちゃったり、ハチャメチャなんだけれ…
個人的に黒澤明作品でベスト級
まずはあらすじから
ーーーあらすじーーー
■歯科医の原田(志村喬)は患者治療中に家庭裁判所の電話。
彼は調停委員をしていた。面倒くさがりながらもやりがいを感じている。…
このレビューはネタバレを含みます
「何さ!あんたなんか本当に口先ばっかり!何も本気で考えたことなんかない癖に!お父さんはね…お父さんはね…1人で考えて皆のことを心配して考えて!自分のことしか考えないのはあんたたちよ!」
主人公の中…
このレビューはネタバレを含みます
岸田國士の戯曲を読むのが好きなのですが、人間関係の表現に通ずるものがあると思う。
立場や家族構成のなかで振り分けられた役割としての会話ではなく、その中にいる個人としてそれぞれが感じていることをさ…