国立映画アーカイブで、黒澤監督が本作のタイトルを悩んだ様子が窺える直筆の候補集を見たことがあるが、それを知った上で見てみると選ばれたこのタイトルに込められた沸々とした思いが読み取れる。黒澤監督は決し…
>>続きを読むタイトルが大仰すぎる、ある種クロサワイズム真骨頂映画。
笑えるならいいんですけどね。
笑えるならば。
あらすじ知らないまま、ざっくり印象から鑑賞しちゃう派なので、
水爆原爆についての激しい議論…
原水爆恐ろしさと若い世代が原水爆の恐ろしさを知らなくなっていく恐ろしさがあった。
自分は学校でおじいちゃんから話を聞くくらいで恐ろしさを知らない世代なのでこの映画を見るとゾッとしてしまった。
国語の…
父のススメで視聴。
70年近く前の作品における「戦争への得も言われぬ恐怖」に共感してしまう現代もよっぽどおかしいよね。
2020年代の僕らはどちら側に立つのが正解なんだろうか。
三船敏郎は当時35…
黒澤作品で初めて涙が出た。
お父さんの切実な思いはある種病的ではあるものの、誰も否定できないものだった。
終盤のシーンで精神科医が言うように、おかしいのは何も考えずに生きていられる人なのかもしれない…
今も、70年近く前のこの映画と
懸念されていることは変わっていない。
今の、この、プーが原爆を使うかも
しれないという状況は、この映画を
見る人間にリアリティを与えるだろう。
むしろ今の方が、この…