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ユニバーサル・ソルジャーのhasseのレビュー・感想・評価

ユニバーサル・ソルジャー(1992年製作の映画)
3.4
偶然にも『エージェント・ウルトラ』につづき人体改造モノ。ユニバーサルソルジャーはベトナム戦争の兵士の死体を蘇生・改造し再利用しているという設定。

パニック映画の巨匠ローランド・エメリッヒのデビュー作であり、若手時代のジャン・クロード・ヴァン・ダム×ドルフ・ラングレンが共演と、今みるとなかなか豪華な名前が並ぶ。

全体的に、ラングレンの怪演により、敵役の邪悪さが目立ち、相対的に主人公のジャン・クロードの影が薄めだ。
ジャン・クロードは中盤まで、人造人間が初めて食事の喜びを知ったり、(恥じらいがないので)ヒロインに堂々と全裸を見せつけたりと、もっぱらほのぼの系コメディリリーフに甘んじるが、ラストのタイマンでは華麗な飛び蹴りをラングレンの顔面にお見舞いし、辛勝して主人公の面目を保つのである。
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