ゲスい大臣
ドイツが東西に分かれていたころの東の方の話。相互監視の窮屈な社会では権力を握った者が暴走するという共産主義の特性をよく表したストーリーであった。特に一番上の大臣のゲスっぷりが際立つちん…
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主人公の心情の変化から人為的な物を感じてしまった。というのも、社会人の上層部、ましてや国家保安局の局長ともなる人間が易々と人情に心が流されるとは思えず、動機として腑に落ちなかった。
持論だが社会とは…
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ヴィースラーの表情で感情の動きがしっかり見える!
だんだんとドライマンの工作を見逃したりごまかしたりしていくところは、ツンデレ感もあってこちらもヴィースラーに感情移入しちゃう🥺
主演の方はすでに亡く…
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体制による芸術への抑圧と、芸術の強さ。どのように展開するのか読めない面白さで惹かれるが、大尉がある意味デウスエクス・マキナ的な存在にも見えてサスペンス・スリラーとしては弱めか。登場人物のドラマとして…
>>続きを読む1984年ベルリンの壁が無くなる
5年前の話
社会主義国の東ベルリンで
国家保安省[ジュタージ]の
ヴィースラー大尉が西側の影響を
受けていると思われる劇作家ドライマン
とその恋人クリスタを
部屋に…
ずっと観たかった作品。
確かに良作だと思うしラストもたまらないんだけど、前半あんなに冷徹で国家の犬のような主人公の心の変化が唐突すぎて違和感がぬぐえないまま終わってしまった。
まぁそれこそが芸術が与…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion