こういった、いい意味で青臭いアメリカンニューシネマの趨勢も、ほんの数年のことだったと思うと、映画の空気感同様それも刹那だな。
「いちご白書」というと我々の世代だとバンバン(ユーミン作詞作曲)の歌を思…
思春期の支離滅裂な心の移り変わりを現す映像がすごく良い。
説明を放棄して、でも感覚に深く届く。
最後の体育館に集まってうつ伏せで抵抗する様、警官に乗り込まれ強引に連れて行かれる映像は圧巻。
映像…
ストーリーには無関係な描写でも、画の繋ぎと撮影に非凡な才能を感じる。ありがちな理由から闘争にのめり込んでいく主人公。大人でも子どもでもない時期に、同じ思いの仲間たちと社会に声を上げるのは魅惑的で甘美…
>>続きを読む苦手なアメリカン・ニューシネマだけど、これは主人公の気持ちがわかりやすかった。
何者かになりたいけど、特別な主義主張を持っているわけでもないから何者にもなれない。でもひょんなことからヒーローのよう…
今の価値観で生きている私が共感はしないけれど、当時を何となく生きている人間だったらどうなんだろう。
終盤はドキュメンタリーみたいよね。
あれはどれぐらい演出が付けられているのだろうか。
流れる楽曲が…
昔 VHS で鑑賞してから数十年がたち再鑑賞。すっかりレア作品となったこの作品がプレミアムシネマで放送されて嬉しい。
大学の漕艇部のサイモン。ストライキ中の大学内に徐々に染まって行く様子が描かれる。…