これほど「古き良きフランス」とゆう定型句が似合う作品を他に知らない。邦題の少女クリクリが主人公と思いきや、中年男性2人が主な登場人物の、沼地での人々の生活交流を描いた群像劇である。
とにかく主演男優…
このレビューはネタバレを含みます
私がクリクリの年齢になった時、懐かしい思い出になるであろう今この時、この場所、関わる人々、そしてこれから起こる出来事の全てを愛せるように努力します。
まだ先だけど、この沼地のように確実にそれらは無く…
久しぶりに視聴。
いつ見ても素晴らしい映画。
ベイビー・ブローカーを見て疑似家族という言葉を知りましたが、この話もそれに当てはまると思いました。大戦の合間の持てる者、持たざる者たちの営みが可笑しくて…
~本当の豊かさとは何なのか~
心に残ったことが大きく三つありました。
まず、第1に、沼地に住む人々の暮らしです。リトンとガリスは、すずらんの花束やエスカルゴやカエルを売ったり、歌を歌ってお金を稼い…
フランスの沼地の風景がとても美しく、音楽も控えめで静かなせいか前半1時間は眠くなって大変だったけど後半がすごく好きだった。いろんな人の想いが描かれてるのに話がとっ散らかってなくてすごい。これは映画で…
>>続きを読むストーリーや映画の色合いは個人的にはタイプではないのですが、都会での日々は何かと疲れるのと、『ニューシネマパラダイス』のように本作は温もりのあるノスタルジーの名作な気配がして、悩んだ挙句夏のうちに観…
>>続きを読むジャック・ベッケル監督によるヒューマン・ドラマ。
原題『Les Enfants du marais = 沼地の子供たち』
1930年代初頭、フランスのとあるマレ(沼地)のほとり。
亡くなった父の小…