サンダカン八番娼館 望郷のネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

『サンダカン八番娼館 望郷』に投稿されたネタバレ・内容・結末

・人にはその人その人の都合っちゅうもんがある。話してよかことならわざわざ聞かんでも自分で話しとる。ばってん当人が言えんことは言えんわけがあるんたい。お前が言わんことば、どうして他人のわしが聞いてよか…

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“からゆきさん”のお話


「にいちゃん、うちは辛抱して働くばい」

「天草…わしは日本になど帰りとうなか、そんためにこのサンダカンに墓場つくったとたい、お前たちも国へ帰ったらろくなことはなかぞ、帰…

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公開時、映画館で観て以来、再鑑賞。
俳優座と東宝の制作。田中絹代が圧倒的な存在感を発揮している。

女性史を研究している三谷は、食堂で、天草、奥地の部落に棲む老女オサキと言葉を交わす。忘れ物を届ける…

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このような史実があったことはわかっていたが、その詳細に関してまったく無知だったこと、更に、まさかの江戸時代から続いていたとことを知れたし
おサキさんの神がかった強い心に胸を打たれた。本当に観てよかっ…

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近代史家という触れ込みの三谷がからゆきさんのおさきに食らい込んで昔話を聞き出すお話。天草弁を頑張ってますが悲しいかな誰も上手く使えてない。

まともな演技してるのが殆どいない。三谷が特に酷く、襲われ…

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勧められて。
おさきさんのあの咽び泣き本当に悲しくて涙が止まらん。あんな泣き方…!何を思って、何が込み上げて泣いてしまったのだろうって。ああ。。あのシーンに至るまでも相まって。もう。いい鑑賞体験だっ…

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ボルネオの娼婦宿に売られる少女の話(ジャパゆきさん)
東京から取材目的で廃墟に住む元ジャパゆきさんのもとに住み込みながら身を明かさず話を聞いていく。部屋を綺麗にして東京に戻る。

「からゆきさん」と呼ばれた日本人娼婦たちの墓などを探す女性史研究家・圭子は、かつて九州で出会った元からゆきさんのおサキから聞いた話の数々を思いかえしていく。戦前、若き日のおサキはマレーシアの港町・サ…

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明治から昭和初期にかけて、貧困ゆえに少女のまま海外に売られていくからゆきさんの話がメイン。女性史研究家・三谷圭子は「女の生活史」を書くために、天草でからゆきさんを調査していたが、何も成果が得られず東…

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田中絹代ってすごいなぁ。すごい女優。
その時代の女の扱われ方、娼婦の扱われ方、男の立場、父親がいなくなるだけで生活は一変して貧しくなるし、生活のために女は売られる。戻って来ても、家族も村も快く受け入…

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