ちゃんぽんor焼き飯で焼き飯をチョイスする時点でこの人とは話し合わないわと思った。だって焼き飯なんて東京のと大差ないでしょう。でもそこでちゃんぽんに心動かされないのが些事に構わず目的に向かう真剣さの…
>>続きを読む池袋・新文芸坐にて。≪没後十年 巨匠・熊井啓≫特集の一本。場内ほぼ高齢者のみ、9割以上は殿方で8割方の座席が埋まる盛況。異様な熱気を感じる。そういえば10年前の追悼記念では≪ひかりごけ≫と≪海と毒薬…
>>続きを読む昭和初期、貧しさから東南アジアの女郎屋で働かされていた、ある“からゆきさん”の半生と今。
現実を受け入れ、逆境に耐え、生き抜いてきた人達が、居場所なく、粛々と端で生きる様が辛い。
『女衒 ZEGEN…
日本がまだ貧しかった頃、国民はいろいろな手段で必死に生きていた。親が貧しく教育さえも受けることができなかった娘は売られていくしかなかった。売られていく先が遠く海外だなんてなんと悲惨なことか。明治から…
>>続きを読む昭和の時代。「チャーハン」を「やきめし」と呼ぶ頃。
女性史を研究するファショナブルでアーバンな栗原小巻さんは九州・天草で外国へ出稼ぎに行ったという老婆に出会い彼女の元に住み込み、山谷初男に野原で穴掘…
日本と言う国の秘められた歴史。
明治から昭和の初めまで、「唐ユキさん」と言う存在。
映画の撮影技術は、今とは比べられないけど、内容は重厚で切ないです。
学者の女性が、老婦人と知りあい
過去の生きざ…
胸を打つ作品。
なぜ圭子があれほどカラユキさんの歴史にこだわり、人生にこだわり、カラユキさんのお墓までにも行かざるを得なかったのか、その理由は作品の中では多く語られることはないが、圭子のある一言から…
言わずと知れた傑作ですね♪
特にレジェント田中絹代さんの出演作品を未見の方は、本作から鑑賞すると良いかもしれません。
間違いなく年代を遡って、彼女の全盛期の演技に興味を持たれることでしょう。
熊井監…