泥の河のネタバレレビュー・内容・結末 - 3ページ目

『泥の河』に投稿されたネタバレ・内容・結末

白黒だからこそ描けた、戦後10年目の大阪。

生きるということと、死んでしまうということの境目は、とても大きいのに、とても隣り合わせにある。だからこそ、一生懸命生きる、とかじゃなくて、ただ淡々と生き…

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河川敷でうどん屋を営む家庭の子のぶちゃんと、対岸のみすぼらしい船で暮らすきっちゃんが仲良くなり、彼の姉も含めお互いの家を行き来するように。うどん屋のお客達が宿船のきっちゃん家族をさげずむのを、大人の…

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202202057
子ども視点で描くことで子どもの心情が凄く伝わって良かった✨
祭りのワクワク感、お金をなくすシーン、見てはいけないものを見た感じ、子どもながらに感じる大人の事情、理由も分からない突…

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えぐれた耳と廓船くるわぶね、げんきいっぱいのこんにちわ。白黒のピエロ。打ち上げ花火。お母さんのあたたかいやさしさ。お父さんのやさしい目。でもときどき、遠く遠くを見つめてる。加賀まりこさんの美しさには…

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船で出ていくきっちゃんを一生懸命信雄は追いかけるけど、出会えずエンドロールを迎えてしまった。なんて、悲しいんやろ。
戦後は経済成長して、裕福になったとおもてたけど、みんながみんなそうではなかったんや…

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なんで、よその子でも子供の目はあんなにかわいいんやろうなあ

戦後、昭和31年の大阪。
隣国の戦争で景気が上向き立派になる建物や人々の生活。
そのすぐそばでは庶民が必死に体を動かし、這いつくばって生…

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どの瞬間もこぼすことができない
今にも涙がこぼれそうなすべてを

先日『山河あり』でみた田村高廣、こんなに素晴らしいとは知らなかった、

子どもたちの世界と親の事情、時代背景の雰囲気がよく表されてた。

備忘のため内容
旦那を寝とった?けど今は親子3人で幸せに暮らすうどん屋の一家と、父親を亡くして船で身を売って流れて生きて学校にも通わ…

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81年だけど、あえて白黒の映画。
面白かった、もはや前後ではない、の裏にある生活と人々の感情が、表現されていた。

色々な映画で戦地からの帰還兵の、日常に馴染み切れない、生きる目的に悩む姿、みたいな…

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終始仏頂面の信雄が見せる最後の涙に人夏の出会いと別れの寂しさが増幅する。
大人が見ていない間に子どもたちはお互いの顔を見て会話し、語る。
子供だからと何も考えていないように見えても、何かを常に考えて…

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