泥の河のネタバレレビュー・内容・結末

『泥の河』に投稿されたネタバレ・内容・結末

原作は、太宰治賞を受賞した宮本輝のデビュー作。

戦争の傷跡を残す大阪で、河のほとりに住む少年と郭船(くるわぶね)に暮らす姉弟との短い交友を描いた物語。戦後、いよいよ高度経済成長が始まろうとしている…

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小学生くらいの子供の視点から撮られた作品が大好きで大体高評価なのだけれど、これは本当に傑作。
ぼけーっとした小学3年生の信雄は町の人間をよく観察している。おじさんのギョッとする耳、車に轢かれたおじさ…

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仄かでも確実にある「死」と隣り合わせの世界を生きる、1人の少年の成長譚!
戦後、下町情緒溢れる大阪の町に、9歳の信雄は家族3人で暮らしており、そんな信雄を通して描かれる、明確な「死」というテーマ性に…

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これぞ映画っていう映画。
想像以上に今の自分に刺さった。

のぶおの表情の隙がすごい。
そのせいか、気づいたら完全に彼の視点から世界を見ていた。

以下の点が印象的だった。

・さっきまでのぶおに優…

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真実を悟った後の信雄の様子に感情移入。自走できない船の存在も衝撃的。

政府が経済白書の中で「もはや戦後では無い」と宣言した昭和31年。大阪を舞台に当時の日本人の生活を描く宮本輝原作の映画化。

川の辺りで定食屋を営む夫婦には小学三年生の男の子がいる。ある日、川の向こ…

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無垢さゆえの繋がり。
死、貧困、戦争、性と少年の気付き。

馬車のおっちゃんが死ぬところでまず引き込まれる。生半可な映画じゃないぞと思わされる。

父親の舞鶴の女は戦争からの癒しの記憶。
きっちゃん…

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めちゃくちゃ面白かったです。子供たちの演技がいいこと…。観ていてとても複雑な気持ちになりました😅子供目線の作品でお決まりのハッピーエンドにしない辺り好きです。鑑賞できてよかったです。
バッドエンドすぎて呆然とした。帰還兵のお父さんが感じてる虚しさが一番印象的だった。

▼流れのようなもの
・河に石を投げる
・セットアップ
・耳が爛れた荷車の男が轢かれて死ぬ
・橋の上で喜一と出会う
・船へ。黒砂糖で帰るよう言われる。会うことに積極的でない母親
・軍歌を歌う喜一。手品…

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