泥の河のネタバレレビュー・内容・結末 - 5ページ目

『泥の河』に投稿されたネタバレ・内容・結末


「きっちゃーん!」

これほど行間を読ませるセリフもなかなかないな。

子供が主人公ってやっぱくるものがある。
主人公のノブちゃんがめちゃくちゃいい子。
原作が宮本輝なだけあって心情がリアル。
小学校の時とかお別れ会も出来ず急に転校して行った子とか、一緒に遊んでて価値観…

>>続きを読む
子ども同士でも格差って分かるんだな。
「きっちゃんも連れてっていい?」と聞かれた友達は瞬時に分かったのかな。
最後の舟を追いかけるシーンはグッときた。

これはすごい映画だった。
昔見たとき以上になんとも切ない気分になる。
・不条理を体現するかのようなような芦屋雁之助の死に方
・戦争後10年、大人たちは傷を負いながらも生きようとし、子供たちは戦争を知…

>>続きを読む

何か虚しいような、ズンとくるようなものが残りますな。少年を中心に描かれている作品にも拘わらず。
本来少年少女とは未来、夢、希望なんかのはずで虚しいばかりではないと思うが、やはり少年少女を通じて周囲の…

>>続きを読む


本作のように、言葉にしづらい映画というのは名作のひとつの特徴かもしれないが

ストーリーは、戦後十年ほど経ったころ、子供たちのひと夏の出会いと別れを描いたものである

ただ、それだけである

川べ…

>>続きを読む

どうしようもないことやけど子供からしたらそないなこと分からんし…無垢な子供に現実を知らしめる残酷物語…
食堂を営む両親と一人息子の信雄
戦後10年、商売もなんとか上手いこといってる家族
信雄に馬をや…

>>続きを読む


『米櫃のなかはあったかい』

女の子の、表情が良い。
母親の面影を背負い、一般的なあたたかい家庭を憧れ、鋭い眼差しをむける目。
みじめでやってられないというより、
みじめでも私たち家族はこういうも…

>>続きを読む
宮本輝、川三部作『泥の河』『蛍川』『道頓堀川』。舞台は大阪の土佐堀川、撮影は名古屋の中川運河。

音楽が情緒的すぎる気がしたが、ありきたりになってしまうタイミングを少しずらしていた。
ただの移動シーン、歩いたりしているところなどにつけていて好感が持てた。

客観的な画が多く、アップもあるが、その…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事