やっぱりカルカン

ジョン・ウィックのやっぱりカルカンのネタバレレビュー・内容・結末

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

午後ロー「ジョン・ウィック」金曜は3週連続ジョン・ウィック特集! テレ東 2024年4月12日(金) 13時40分~15時40分
を視聴しました。(本来の上映時間は101分)

シリーズを通して初見です。事前情報としてキアヌ、犬、殺し屋、復讐の映画であることは知っていました。4作目まで公開されてるということは、人気があり面白い映画なのだろうと思っていましたが1作目を見た時点でそんなに面白いとは思えなかったです。また、犬が大好きな方にはおすすめしません。
来週(2作目)の放送は見ようと思いますが、次見てダメだったら3作目4作目は見ないでおこうと思います。

・最初にテンポよく、瀕死のキアヌが車から降りて→スマホで女性とキアヌのラブラブ動画を見る(いきなりラストシーンから始まるタイプの映画)→時系列が飛んで朝6時に起きるキアヌ(早起きだね)→ Sad Keanu(女性との楽しかった思い出…)→女性は入院していたが見舞いに来たキアヌの目の前で亡くなってしまう→葬儀、埋葬(女性は奥さんだった)→ そこに元仕事仲間のマーカスも来てた→悲しみの中帰宅→かねてからの闘病の末亡くなった奥さんから突然宅配便でビーグル犬の子犬が届く(自分の死期を悟ってた)→犬🐶かわいい→首輪してる、デイジーという名前→ご飯あげたり一緒に寝たり(2日間?一緒に過ごす)→デイジーとドライブ行ったら若者(後の復讐相手)に絡まれる→その場は一旦やり過ごすが、相手はムカついてる→キアヌ、映ってないけど多分デイジーを乗せたままドリフト・危険運転(かわいそう)→実はキアヌもめちゃくちゃイラついてる→帰ってきて夜寝てたら昼間のやつらが自宅襲撃してくる→キアヌがボコボコにやられてビーグル犬のデイジーも無惨に殺される(かわいそう)→キアヌは本当は元マフィアの殺し屋だった→ブチ切れたキアヌ、殺し屋に復帰。復讐開始
ここまで約15分!

・2人が仲睦まじい様子の写真や動画はたくさん映るが、子供がいないようなので、夫婦だったと分かるまでにしばらくかかる

・車に犬を乗せたまま危険運転をするのはやめましょう

・デイジーとキアヌの生活、あともう一日ぐらい欲しかった。亡くなった妻が最後に手配して遣わせてくれた子犬とはいえ、すぐ殺されてしまったのでキアヌがもうちょっとデイジー個人に対して感情移入していて欲しかった所がある。あれだと結婚記念日のブレスレットを盗まれたとか、粉々に壊されたとかの方がマシ。犬の命が無惨に奪われる必要性が全くない。モノ扱いしないでほしい!

・画面に時々セリフが表示される。単に字幕という訳ではなく、雑誌や新聞のように、所々文字の色や大きさが違っていたり表示位置も画面の下だったり左だったり真ん中だったり。調べたらデザインにまつわる情報は出てきたけど、なぜ文字列をわざわざ表示することにしたのかは不明だったので特に深い意味はないっぽい。個人的にはちょっと意味不明だった

・ジョンは殺し屋として大変な仕事を今までにたくさんこなしてきたらしい。鉛筆1本で3人の人間を殺したこともあったとか。でもこんなにすごい殺し屋で、実際ちゃんと強いのに最初なんでただ黙ってやられてたのか分からない。丸腰だったとしても、寝起きだったとしても、引退してたとしても、不意打ちだったとしても不自然な気がする。
格闘に長けてないから、とかだったら分かるけど、ジョン・ウィックは格闘もかなり強い。なのになんであの夜だけコテンパンにやられてデイジーまで…そもそも夜中にデイジーが吠えて、付いてきて!みたいに下に降りていって、ん?トイレなのか?とか言ってるけどなんかおかしいなって思うでしょ…例えまだ信頼関係がなくてもさぁ…

・ジョンは劇中においても腹を怪我して出血したり車に轢かれて敵に捕まったり、何度もボロボロにやられてしまう。よく今日まで生きて来れたな、せめて防弾チョッキぐらい着ようぜ。と思った。ジェイソン・ステイサムの映画みたいに最強の殺し屋と差別化するために弱い(時々やられる)殺し屋にしたのかもしれないけど、絶対痛くて動けないだろうし現実離れしすぎてて見てられない。
「あなた脆いわね」みたいなこと言われてるシーンがあったけど、精神的じゃなくて肉体もまあまあ脆弱な気がする

・どう考えても今すぐ殺すべきなのに、昔のよしみか同業のよしみかなにかで殺さないとか微妙に駆け引きじみたところもあるのでちょっとイライラする。すぐ殺せ!殺せる時に殺しとけ!

・矛盾点が気になる人、動物好きな人は楽しめないしおすすめしない。細かいことが気にならない人、ご都合主義でも許せる人、動物に対してそんなに思い入れがない人は楽しめるかもしれない