グアテマラ映画として初めてアカデミーの外国語映画賞にノミネートされた作品。ヒロインはマヤ人の17歳の少女。演じる女優はアマチュアから選ばれたということだが、妙に存在感を感じさせる。信仰と呪術と自然が…
>>続きを読む大いなる火の山が紡ぐ小さな命の物語。
グアテマラ映画。ハイロ・ブスタマンテ監督の長編デビュー作。
グアテマラのコーヒー農園の小作人一家の娘、17歳のマリアは、同じ農園で働く若者ぺぺに心ひかれてい…
火山の麓で農業を営むマヤ族の一家。人が集まっての食事での話題は、作物の実りと子作りのことばかり。どちらも命の話。悩みの種は畑をうろつくヘビと、娘の周りをうろつく青年の存在。どちらも存続を脅かすもの。…
>>続きを読む日本ではなかなか観られないグアテマラの映画。社会的・経済的に厳しい環境の中で生活する人の「生」と「性」について考えさせられる内容です。最初のシーンから結構生々しいですが、人の生き方に真正面から向き合…
>>続きを読むアルテリオ映像館で字幕版を鑑賞。グアテマラの山地でスペイン語も話せないマヤ系のマリアが地主の後妻に入ることが決まっていながら「米国へ連れて行ってくれる」という約束をした若者との子を妊娠してしまう、と…
>>続きを読む日常においても、映画というくくりでもほとんど馴染みのないグアテマラという国。
そんな国に横たわる人種問題や社会問題を描いた作品。
望まぬ結婚に迫られるマリアの憂鬱や逃避、悲劇や諦念に寄りそう母フア…
生きるって、大変だな。後半、えらいことになったな…と。 そして、あのラスト。クライマックスだと思われる、あるシーンのヒロインは鬼気迫っていました。
生活は続いていくから…。しんどいことも、ある…。
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【マリアの物語であり、母の物語である】
母とは生命を生み出した女性のことと言える。この物語では火の山、つまり火山を生命の源のように捉えている。つまり火の山が世界を生み出すように、女性は生命を生み出…
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