映画としてではなく歴史資料としてめっちゃ面白い。
曽祖父とかはこの映画を見ていたのかなー。映画自体じゃなくて映画を見ていた人に思いを馳せたのは初めてかもしれない。
音声が玉音放送くらい不明瞭で、…
この段階では本格的戦争ではない。支那事変に発展していく紛争段階だ。済南事件等で日本権益が脅かされて、支那大陸における日本人居留民保護を目的とした日華利害対立の争いが真実。田坂具隆監督は、限定された極…
>>続きを読む小杉勇(岡田部隊長)
見明凡太郎(藤本軍曹)!
伊沢一郎(木口一等兵)!
井染四郎(中村上等兵)!
長尾敏之助(遠藤一等兵)
星ひかる(長野一等兵)!
井上敏正(正木一等兵)
渡部清(井上上等兵…
#211 返還映画大会
噂ばかりを聞いて、ついに初めて観た。
なるほど、こういう話だったのか。
(といっても、何を言っているのか、ほとんどわからないのだが)
当時は国威発揚映画だったろうが、いま観る…
黒沢明監督が、何事も本物が一番凄い。と言ってたが、まさしくこの映画の日本軍人は、本物だろう。つまらないハリウッドのCG戦争映画より見応えある! 85年前の映画!
満州事変から7年。日中戦争が始まっ…
1938年日活製作、田坂具隆監督作品。
ヴェネチア映画祭でも賞(グランプリではない)を取り、キネマ旬報ベスト・テン第1位。
製作された時代は中国と泥沼の戦争中、第二次大戦前夜の頃。まさに軍国主義…
その年のキネ旬一位となったプロパガンダ映画。
翌年公開される「土と兵隊」と設定、雰囲気がそっくりでびっくりした。
残りたいと駄々をこねる怪我した兵士を諭すくだりはまるまるそのままじゃなかったっけ。
…
ネタバレ
今となっては醜悪な日中戦争国威発揚映画
視聴後に調べ1938年の作品とのこと。日米開戦前の日中戦争当時であればまだ日本優勢でもあったのだろう。
事情がよく呑み込めない前半は兎に角集中を…
戦後、数々作られた批判と悔悟と悲運と美談が入り混じった戦争映画と違って、正に戦時最中に作られた北支最前線の駐屯地で斥候兵の帰還を心配する部隊の緊迫した模様を描いている。当然、戦意高揚映画として部隊長…
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