その人たちは、余りに過酷な運命に人一倍壊れやすい身体で挑み続けたものだから、やがて余裕や虚勢は剥ぎ取られ、それ以上削る余地の無い極めて純度の高い物質…まるで宝石みたいな存在にでもなってしまったたよう…
>>続きを読む非常に満足感のある作品だった。
見ている最中、セックスの描写が多いな?と感じて反省した。
途中から、アクティビズム、クラブでのchill、そしてSEX、それが彼らの日常で、地続きなんだなと気づいた。…
このレビューはネタバレを含みます
個人的な視野から見ただけの物語ではなく、ACT UPという実在する団体を通して、HIV陽性者や彼らを取り巻く社会問題、生き方を描いた作品。
これまでもHIV/AIDSを題材にした作品は少なくない中…
このレビューはネタバレを含みます
ラストのダンスシーンに彼らの現実がすべて投影されていた。
昨日まで共に踊っていた仲間、恋人、家族が当然のように亡くなっていく。
ダンスシーンから、エンドロールの無音へと切り替わりまですべてが彼らの…
2018年最高作品。
死と隣り合わせの状況だから
重い出来事が多いけど
淡々と描かれていって
一方でact upの活動は過剰さを感じるくらいの熱量。
だからこそ主人公達の
ありのまま感が凄く引き立っ…
© Céline Nieszawer