『望郷』『舞踏会の手帳』など1930年代に多くの名作を生んだ巨匠デュヴィヴィエ監督が原案から制作までを手がけた意欲作。土曜の夜明けから日曜日夜明けまでの24時間、パリを舞台に、南仏から来た娘や労働者…
>>続きを読むジュリアン・デュヴィヴィエ監督の職人技というか、監督としての力量にうなるほかはない、オムニバス映画の教科書のような映画。
パリの街をまるで生きもののように、光と闇のコントラストをつけて描き出してい…
1930年代フランス詩的リアリズムのビッグ5に数えられるジュリアン・デュヴィヴィエ監督の名作。日本で特に人気のあった一本。パリ市2000年祭を記念して製作されたもので、パリのある一日のドラマをオール…
>>続きを読む何でデュヴィヴィエ監督が日本以外の国では評価されないのか、分からない。そりゃあ、大分ペシミズムがあって粋ではないけど。
パリに生きる人々の喜びと悲しみがないまぜになっていた。
孤独な老婦人と飼ってい…
古きフランス映画の典型的な構成の映画でした。人々の絡みが上手く描かれていた。
パリに来た女の子に関しては少し物足りなかったけど…曲が地味に思える割にはよかったし、一見すべき作品ではあるかな。
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いい映画やった…。
戦後パリの暗い影も感じさせつつ、セーヌ川の穏やかな流れのように日々を過ごす人々の生活を鳥瞰する視点がよかった。
八百屋の娘コレットのエピソードがめちゃくちゃ好き。
擁護できひん…
あるパリの1日。美しく華やかなパリの光と影。
心配事のつきない日々のなかで歌い笑い、知らないうちにだれかを傷つけそして救いながら、セーヌの流れのように人生をたゆたう。
陰鬱とともにあるひとびとの笑顔…
パリで生きる人たちの群像劇を、パリの一日の風景と共に優雅に魅せていく語り口はまさしく熟練技。日本でも三谷幸喜などを代表にこういう手法を真似てやっているけど、デュヴィヴィエの凄さは出てくる人間を暖かく…
>>続きを読むパリを俯瞰するカメラワークで始まり終わる。
主人公は一般市民の人々。彼らのある日常を切り取ったものだが、町を騒がす事件が起こる…。
そんな事件に関与(?)している人々の様子が細かく描かれていて…