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ジョン・ウィック:コンセクエンスのyokoのレビュー・感想・評価

2.0
もっと声高につまらないと言おう!

ずっとずっと戦闘シーン。個人的に全然好きじゃないが、いやこれはその際どうでもいい。ストーリーのなさもやもするとベルセルクのような沼感、殺しの連鎖を描いているのかもしれないし。それがドンパチしないラストのカタルシスにはなってるかもしれないし。

殺し屋達が僕たち殺し屋ですよ〜みたいな感じ立ち塞がるのがずっと謎。ヨーイドンをしないのが殺し屋だ。盲目の人間に接近戦を挑む謎。遠距離からひたすら姑息に打ち続けるのが良いと思う。最強犬ファンネル。手下のジローラモみたいな奴のタフさ。何回くんねんお前。殺しを最短で行なっているように見えない。ヒャッハー系映画ならそれでも良いけど、リアルなガンアクションみたいな評価されてるじゃない?

掟、手続き、アナログなシステムで思い出すのは嘘喰い。もちろん漫画のほう。だからこそ会談の緊張感は良かったし、もっとああいう無駄に映えるシーンや、立ち合い人、コンシェルジュ、ドライ風に距離は取るが実は肩入れしているとか、逆に個人の欲望や能力で動くのではない、組織の論理が全てにおいて優先されるようなシーンが欲しかった。敵役が一人で盛り上がり過ぎちゃった。

盲目のおじさんが、一回目、死ぬのを確認しようとしたシーン。助けに来た時は生きてるのかを確認したシーン。ここらは好きなシーンだがここはもっとベタに似せて良い。
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