サカナさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

オリビア・ワイルドで『ステップフォード・ワイフ』撮っただけやん。既視感しかないし想定内のことしか起こらん。
ただ、この世界を把握した上で生きることを選んだ人間が主人公に「逃げろ!」と発破かけるのはアツ
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.1

殺戮描写へのこだわりが凄まじすぎる超人版『ザ・グリード』。
めちゃくちゃ死ぬので血の海ですがな。しかも誰が死ぬかとかも意外でオールタイムベスト級に楽しんだ。
ただ後半30分ぐらいは『The Wich/
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ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.7

『エイリアン』の型にハマりすぎてるけど期待値は超えてきた。
割と救いも容赦もないし、残酷描写もクドくなくて良かった。
上品というか色気のあるドラキュラじゃない(ノスフェラトゥ)のでモンスターホラーとし
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.6

アンチヒーロー。
お話というよりかアクション畳み掛けという感じで中々に力業な一本。裏を返せば一本調子ではある。
だけど敵が総じて残酷な死に方をするのやピーアス・ブロスナンの円熟な落ち着きのある演技で最
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

真面目で知的で正義漢なホームセンター従業員が鬼強い(所謂舐めてた相手が実は殺人マシーンでした)やつ。
デンゼル・ワシントンのセルフイメージにかなり近いので違和感というものが皆無。彼のおかげで擦り倒され
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.3

コメディセンスは嫌いではないけど、毒にも薬にもならない系。
ファミリー映画だし本気で怖くしろとも思わないけど、お化け屋敷のアトラクションが元ネタなのにガチで1ミリも怖くないのはどうなん。
正直、ホーン
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

自然界には善意も悪意もなく。
生きることが正義であり…
そのためには本来の獲物が捕食者を殺さなければいけない時がある。それらは自然が教えてくれたことでもある。
なのでラストはただのミステリーとしてでは
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.2

前作よりはマシかな。夏休み映画って感じで。クソ怠い取ってつけたような前半を耐えた割には後半の見返りが少ないと思ったけど。
タコの使い方も勿体ないし、物語が動くためのハプニングも雑すぎてパニック映画とし
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バナナ・スプリッツ・ホラー(2019年製作の映画)

3.1

ドB級だけどグロは結構頑張ってた(数は少ない)。
着ぐるみホラーの走りだし、やっと解禁されたので期待してたけど正直実際の子供番組のキャラでスプラッターという奇抜さだけではあるかな。
主題歌は知ってても
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バービー(2023年製作の映画)

3.4

女性の主体性/多様性が尊重されたバービーランドが所謂男尊女卑的な現実(人間の世界)に侵食されるやつ。
想像以上に丁寧な正しいフェミニズム映画かと。それでもってケン(男側)の視線を描いてるのも良い。
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.5

松坂桃李が松坂桃李すぎて笑。
ふざけつつ、お涙頂戴へ持っていく感じは劇場版クレしんで良い。笑いも多くて楽しい。エンドロールもgood。
ただ3Dである必要性を感じなかったのと、説教臭さを巧く隠せてない
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

割といつも通りのブロックバスターって感じで120分飽きることなくそれなりに面白いってやつやった。
マイケル・ベイのに慣れてるから破壊度は少なめな気はしたけど、敵のGT-Rに変身する女キャラが無駄にエロ
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.3

ガチで面白いんだよなこれ。
第2の人生への肯定なロードムービーの傑作。しかも移動手段が空飛ぶ家という奇天烈さも旨味を出してる。
敵が何かに囚われることへの具現化だからこそ中盤までは主人公と被るところが
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.7

冒頭10分ぐらいのゾワゾワ感は半端ないし、アバンタイトルもオシャレ。
本編は程よくグロくて良かったと思う。チェーンソーの安心感も良い。ボロマンションが舞台なのも新鮮かと。
やっぱサム・ライミの釣瓶打ち
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

「童夢」からインスピレーションというかほぼ「童夢」のパクリやったけど、子供という存在に対する解像度が高すぎて良かった。
超能力系映画という同じ枠組みの『クロニクル』とか『キャリー』並(それ以上かも)に
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.7

面白かったしハラハラはしたけど期待値以上の物はなかったかな。後編次第って感じ。
列車のとこは『ロストワールド』みたいで良かった。
あと前編と公言してるとは言え2時間半越えの尺で完結しないのもどかし過ぎ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

観終わった時の感覚は『千と千尋の神隠し』に近い。
純度100%すぎる宮崎駿で圧倒的なクセ強感はある。タイトル通り自伝的要素も強くてよりクセ強になってる。
結局のところクソみたいな現実だけど俺はこう生き
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.0

そんなマッドじゃないから肩透かし。
正直微笑、微グロぐらい(R18+にしてはの話ではある)。
全てにおいて中途半端やったな。この手のジャンル映画は何かに振り切れてないのが一番詰んでる。その割には意外と
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

狂気のブチギレ自己解放地獄版『オズの魔法使い』。
100年前が舞台なのに、毒親/流行病/孤独/介護etcによる抑圧とかいう現代ともリンクするテーマを扱って現実に疲れ限界を超えた殺人鬼の誕生(元々ヤベェ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.4

英雄復活譚になってるかは疑問。
アクションもチェイスばっかりでもさっとしてるのが正直なところ。
出てくるキャラもストーリーを進めるためだけに出てきて退場していくのも如何なものか。
ただ、大量の虫投下や
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

2.9

発想は面白い。キャラデザもいいね。
ただこれモキュメンタリーという形式を取ってるから許される感はある。
90分なのに間延びしてるし、普通のストップモーションアニメとして公開されてたらここまで話題になっ
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.6

4は初めて観たけど普通に良かったよ(このシリーズ自体に特に思い入れのない人)。『魔宮の伝説』が一番面白いことには変わりはないけどな。
車上剣バトルと殺人アリの所は最高にエンタメしててかなり良い。『魔宮
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

何で当たり前のように前作のクオリティを遥かに超えてんだよ。引くわ。仕事が早すぎる。
割とマジでアニメーションの特異点。
スパイダーマンといえばの運命をメタ的に分析し、それありきでスパイダーマンなんだと
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これは面白い。
SF映画としてちゃんと成り立ってるのも偉い。根本テーマ自体は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と近くて過去を悔いるなそれを踏まえて今を全力で生きろ的なやつ。
マイケ
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RIKI-OH/力王(1991年製作の映画)

3.6

グロすぎ…
これはバイオレンスアクションの金字塔やわ…全てにおいて威力がバグってる。拳で体貫通するし、腕足を何事もないかのように千切るしドン引き。
ただし話は単調なので後半は飽きたから星マイナス。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

怖くはないけどエンタメ性は高い惨殺系守護天使暴走物語。
全体的な印象はリメイク版『チャイルドプレイ』のアップデートみたいな。ラストバトルの大立ち回りはオリジナルの『ターミネーター』を彷彿とさせる感じ。
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スクリーム6(2023年製作の映画)

3.7

単なるリーブトの続編ではなくフランチャイズホラーとしての構造分析。
その構造分析に伴ったルールとかそこら辺もそれなりに楽しめたけど特別飛び抜けた感じはしなかった(1/4/5が飛び抜けすぎてるだけではあ
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

出オチっぽい設定のシチュエーションホラーなんだけどシャマランよろしくな「親と子」映画になっててめちゃ面白かったよ。
やっぱりシャマランは演出が巧すぎる。特にクリスタルが洞窟でバキボキになっていくところ
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

4.4

正直安っぽさは感じるけど私が求める殺し屋映画がここにありました。大穴すぎる。
自己言及してる『アジョシ』始め、『96時間』『レオン』etc…に肩を並べるぐらい最高の少女守る系。
主人公がプロ過ぎるのも
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.1

まぁこれはこれでアリなんだろうけど求めてる物ではなかった。
あと『スターウォーズ8』感がエグい。めちゃ長いのに大して話進んでないあれ。この内容なら90分でいけるやろ。
アクションもスタイリッシュ寄りに
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.7

久しぶりに邦画でまともなミステリーホラー観たなって感じ。
正直、不満点というか辻褄合ってなくねみたいなところもあったし、語り口に余白なさすぎとも思ったけど全体的には良かった(原作未読)。
青年期露伴の
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.6

アホの極み。
話は壊滅的というか継接ぎすぎてほぼ破綻してる(ただボロボロ状態になってたこの仕事を急に任されたのに納期までに一先ず作品としてまとめ上げた監督の手腕は評価してる)。
「実は死んでない理論」
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レストストップ デッドアヘッド(2006年製作の映画)

3.0

まごうことなきB級。
田舎で殺人鬼遭遇系だし心霊系だしやりたい放題。
全体的に汚いので厭な気にはなる。
まぁ変に気取らず『悪魔のいけにえ』とか観る方が時間の使い方としては有意義だと思います。

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.8

分かるようで分からない。
現実と虚構入り混じり混沌へ。
ただし結局のところクローネンバーグの世界観に飲み込まれてしまっていること自体『ビデオドローム』に飲み込まれていく主人公と同じってこと⁈
所謂クロ
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デス・トゥ・スムーチー(2002年製作の映画)

3.3

賄賂で降板させられた子供番組の主役が後釜(スムーチー)を逆恨みして潰そうとするのが回り回って反社が絡んだ暗殺事件になるやつ。
エドワード・ノートンもロビン・ウィリアムズも方向性は違えどかなり偏ってる。
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バッドサンタ(2003年製作の映画)

3.2

なんかいつの間にか良い感じの話に切り替わってて草。
サンタ(コスプレした泥棒ではあるが)映画なのに夢がないのがあんま好きじゃないし、そういう意味ではこれ以上にジャンル映画だけどそこらへんは抑えてた『バ
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