Constantineさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

Constantine

Constantine

映画(998)
ドラマ(2)
アニメ(0)

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

格差社会をコミカルに描いてくれたので不思議と暗い気持ちにはならない。途中からの展開にはかなり引き込まれましたね。高台の家族はまるでインディアン部族そのもので、半地下の家族はそれを侵略する人達なのか。>>続きを読む

ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

4.0

マリリン・マンソンがインタビューに応じたということで少し気になっていた作品。流石にコロンバインでの犯人がマンソンを好きだからといって彼を悪く言う風潮には失笑。それならベートーヴェンを好み聴く人が大量殺>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.6

何回観てもいいわこれ。師弟関係、恋人関係、家族関係全てが感動させてくれるし試合展開はアツいしテーマソングは素晴らしいしで文句はねぇ。スポ根映画は自然と体温が上がる。

敢えてケチをつけるとすれば敵のコ
>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.6

期待を超える素晴らしい作品だった。他のサーカス団員があなたは運がいいみたいなことを言っていたが、本当にその通りだと思う。見た目が酷くてもジョンの中身を見ようとしたトリーブスやケンドール夫人がジョンを救>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.6

このストーリーに正解がないから観ていて辛い。特にダイアンが空想するシーンは心が締め付けられる。実際にはカイラのような良い相談相手がいないケースもあるだろうね。

でもフレームが広がるシーンは本当に心が
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ロードムービーとしてはこの上なくよく出来た作品だと思う。ずる賢く口が立つトニーと生真面目で正義感の強いドク。相反する2人が行動を共にすることで良い化学反応を起こし、自然と笑いがこぼれる。

そして肝心
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.4

未だに残る白人至上主義とトランプ政権に対する痛烈な皮肉。やはり憎しみは暴力を生み、暴力は死を招く。「デトロイト」よりもライトに描かれているが、観終わったあとの胸くそ悪い気分はそれに等しかった。笑って終>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.2

たかが学生の黙祷すら制限したくなるほど当時の東ドイツは恐れていたのだろうか?そこまでしてもナチスの復活を防ぎたかったのだろうが、やり方にも難があるし、そのような脆い国に明るい未来や希望があるとは思えな>>続きを読む

ファイナル・スコア(2018年製作の映画)

3.6

スタジアム内をバイクで走るアクションや、キッチンでのアクションなど意外性のある演出が多く、これは観てよかったと言える。R15ともあって残虐さも〇。テロリストはびっくりするほど考えが浅くて観ていて情けな>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.4

12人の会話だけでここまで盛り上げられるのは脚本に隙がなく完成されているからでしょう。1人が無罪ではないかと疑問を呈することで周りが少しずつ意見を変えていく。今回は少年が有罪か無罪かについてだが、色々>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.6

2022-135

この時代に本当に居たかった。これが日本のマフィア映画ですよ。どこまでもカッコよくて自分を貫く映画。

今の筋肉ゴリゴリの人等によるヤンキー映画もいいんですけ
>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.8

配達ドライバー、介護福祉士という現代の日本でもよく話題になる2つの職種。当然激務で家族と顔を合わせる時間も限られる。休みは少なく薄給、責任は全て現場で負い、上司は利益のみを求め融通は効かない。オマケに>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

J.J.エイブラムスはできる限りやってくれた。もうそれだけで充分だ。
過去のシリーズとの比較は酷だ。
これで終わりと言っているのだから色々と突っ込むことはしたくない。


そしてカイロ・レンという素晴
>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.4

IMAX版で上映してくれて本当にどうもありがとう。普通に観た時よりも感動が遥かに違うし、特に戦車が弾を撃つ時は地響きみたいなものを体感した。本当に呆気に取られる。この感覚は「ダンケルク」を観た時以来。>>続きを読む

グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.8

今年観た中でも結構上位に来る怖さだった。イザベル・ユペールなしにこの映画は成り立たない。あとは知らない人の家に入っちゃダメだよ、安易に他人と約束しちゃダメだよっていう防犯啓発映画。あんなんされたら閉所>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.6

これぞ観たかった「シャイニング」だよ...。前作「シャイニング」は、ジャック・ニコルソンの怪演とキューブリックによる演出により、観客を恐怖に陥れることは出来ても、肝心のシャイニングという能力に特化した>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.4

いやぁかなり面白かったよ。興行収入的には大失敗なのかもしれないけれど、少なくとも「最後のジェダイ」よりかはずっとよく出来ていると思う。エピソード4~7が好きな自分はやっぱりハン・ソロというキャラクター>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.2

今年公開のホラー映画で個人的No.1。ありきたりなクリーチャーや悪魔で怖がらせることはしない。まあ掟というほど縛りつけられてはいなかったけれどもね。あとアニャ・テイラー・ジョイが本当に綺麗だ。

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.6

前作は越えられなかった...確かに面白かったけれどね。やっぱりゾンビそのものを強くするとバイオハザードみたいにギャグ要素が薄まってしまうのかなぁ?あそこまで強くなくてもいいかなと。あとアビゲイル・ブレ>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

ストーリーに感情移入がしにくかった。というのも、佐藤健演じる雄二の思いをもっとあぶりだして欲しかったし、そこがアッサリ進んでしまっていたからだ。でも役者陣の魂の演技で何度も心を揺さぶられたので、そこは>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.4

言うほど悪くないと思うけど。テーマもわかり易く、なかなかの胸糞展開で迫力もあって良かったかな。正にダークサイド堕ちしたスーパーマン。これはユニバース化して欲しい。B級のモンスター揃えてやってくれないか>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.8

どんなホラー映画よりも人間が一番怖いと教えてくれる映画。

ハンニバル・レクターよりもクラリスの成長劇をメインとして描かれるのだが、猟奇的殺人鬼に女性の実習生を立ち向かわせるという構図にもう既に興味を
>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

怖さはなくとも「ルーザーズ・クラブ」がペニーワイズとの戦いを通して、それぞれの殻を破っていく青春ドラマとして観れるしそこはスタンドバイミーと同様に楽しめる。Amazonレンタルだとビル・スカルスガルド>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.2

おとぎ話のようにみんな一緒にみたいなもんはねえよ。
もっと現実見ろ現実を。

「ワンダー 君は太陽」の涙流れないバージョン。

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.4

台風の後に観たからものすごくタイムリーだ。そして、ワニの顎の力よりも人間の腕の力の方が強いようだ。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.4

死者の日ってあんなにも豪華にやることに新鮮味があったしこの発想は日本には無い。原題よりも邦題の「リメンバー・ミー」の方が確実にこちらに伝わりやすくて良いとも思った。曲はそこまで響かなかったけれどもミゲ>>続きを読む

|<