正直言って、期待通りの傑作…ではなかった。前半はブライアン・シンガー監督らしくミュータントの怒り・哀しみを丁寧に描写したり、おなじみのキャラのルーツが明かされたりと、目が離せない展開だったが、後半のバ>>続きを読む
2011年の公開作品だが、良くも悪くも昨今のアメコミ界におけるリアル志向は、ファンタジックな設定ということを差し引いても、全く感じない。リアルかどうかはともかく、ストーリーの展開(脚本・演出)が適当か>>続きを読む
表現は下品で残酷でヴァイオレントだが、ストーリーの根幹は純愛。
ストーリーの根幹は純愛だが、表現は下品で残酷でヴァイオレント、とも言える(笑)。
「Whose Side Are You On?(君はどちらの味方だ?)」
もし自分が超人的能力を持ったアベンジャーズのメンバーで、選択を迫られたらどうするか?理性と社会的立場、ソコヴィアの悲劇への責>>続きを読む
クリストファー・ノーラン製作総指揮、ザック・スナイダー監督…良くも悪くも予想通りな出来。このリアルでダークな感触の描写・世界観は、ディズニー傘下となったマーベルのヒーローチーム作品アベンジャーズと好対>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
TVシリーズの開始から30年、ダンディ鷹山、セクシー大下、定年退職直前最後の五日間を描いた、シリーズ完結作。とは言え、ノリは良い意味で軽く、30年前から変わらず、軽妙なタッチに徹している。
登場人物>>続きを読む
スタローンの枯れた演技にほっこり。テッサ・トンプソンかわいい。Bジョーダンはファンタスティックフォーのヒューマントーチ役と同時期で、身体はバキバキの仕上がり。
新章の始まりとしては上出来だ。
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このシリーズに多少でも思い入れがあるのならば、冒頭のメイン・タイトルのファンファーレの最初の一撃を聴いた瞬間に頭の中は空っぽになり、一気に物語に引き込まれることでしょう。この様式美はやはり強力。
壮>>続きを読む
コミック作品のダイジェスト的な内容だが、ダイジェスト的ということでこの作品内で各キャラクターの人間性やエピソードを深く掘り下げて描いているわけではない。よってこの映画作品だけをみると、「さえない男がハ>>続きを読む
いかにして4人(+1人)が特殊な能力を身につけたのかを丁寧に描いていたら、尺が足りなくなってきて、しょうがないから駆け足で終わりまーす、な印象。おいおい、インビジブルウーマンが全然インビジブルになっと>>続きを読む
神でもなければ超人でもない。特殊なトレーニングを積んだ軍人でもなければ、天才科学者でもない。セレブでもない…どころか金も職もない。スーツを脱げば、娘の養育費も払えないサエないバツイチ40男…という、M>>続きを読む
現代を舞台に荒唐無稽な民話の世界が再現される、類を見ない独特の構成と、アナログ感がたまらないアニメーション効果を駆使した、これまた独特の映像センスが、一度観てしまったら脳裏にこびりつく。
家族と一緒に(自分は)全く予備知識なしに鑑賞したが、冒頭2分で「…これ少女マンガ原作?」と聞いてしまった。いかにも少女マンガ的な設定・キャラクター造形・セリフ・世界観・展開で、いい年したオッサンが観る>>続きを読む
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このシリーズ作品群を追ってきたファンとしては十分楽しめた。期待を裏切らない出来、と言える。だが単体の映画としての評価は難しい。これまでの作品は過去作を知らなくてもそれなりに楽しめた、楽しめる作りにしよ>>続きを読む
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黒木華の自然な演技が素晴らしい。淡々と演じる昭和初期の女中像は、蒼井優をさらに素朴にしたかのような黒木の雰囲気にハマっており、その女中像から逸脱する場面…女中部屋で寛ぐシーン、意を決して奥様に物申す場>>続きを読む
動きの変化・ダイナミックさに乏しい密室劇だが、小細工せずにゲームおよびその駆け引きをメインに据え、キッチリ描いているのはgood。よく似た世界観をもつ作品「カイジ」もこう撮るべきだった、と思う。
アメコミ映画ファン的見所は、まず何と言ってもアントマン。役どころを考えると、逆にベン・スティラーがスコット・ラングにキャスティングされていてもおかしくないのかも。あと博物館の案内員がクリプトンの宇宙船>>続きを読む
アメコミ映画ファン的見所は、ヴィランたちの競演。「デアデビル」のラスボス、「パニッシャー ウォーゾーン」のサイコ野郎、「アイアンマン2」の悪徳軍需企業CEO。なかなかのメンツだ。ストーリー的に、やはり>>続きを読む
アメコミ映画ファン的見所は、シンゲン・ヤシダとラーズ・アル・グール(の影武者)。
アメコミ映画ファン的見所は、小太りの少年バーン。後にアニメ作品でスーパーマンを演じ、実生活ではミスティークと結婚する。