ムックさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.3

今時の若者が馴染みのない林業に触れていくうちに成長するお話。

森林の厳しさ人の温もり人間の生きる力を思い出させてくれるとても良い映画。
ところどころ笑えるし登場人物が良い。
何百年も受け継がれてきた
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.0

しょーもない些細なことでグダグダ突っかかるリンジー(ウィノナ・ライダー)と屁理屈こねるフランク(キアヌ)のうんざりする会話を楽しむ作品。

会話のテンポや内容に反した間に挟まるほのぼのとした場面展開、
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

昔からこの手の世界観は大好物。
天使、悪魔、エクソシスト、双子の片割れ、自殺未遂、秘密のナイトクラブ、余命わずか…

あ〜厨二心がくすぐられる〜🤩と言う作品です。

キアヌはスーツ!ストイック!がよく
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.5

60年代を舞台に人種や体型、偏見など様々な差を歌とダンスで吹っ飛ばす痛快ミュージカル。
歌って踊る割合が多いのでいい意味で疲れる。笑

主人公のトレイシーより存在感強めのママ(ジョン・トラボルタ)とパ
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インセプション(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

レオナルド・ディカプリオ演じるコブ(ちょい自己中)を中心としたチームがめちゃめちゃ良い。
ちょっと軽い感じだけどイームスめちゃカッコ良かった。
そのチームに渡辺謙がいるって日本人としてこそばゆいけど誇
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

3.7

すごく考えさせられる映画。
シーンとシーンの間、教室の空気感、生徒達の表情、全てに意味があってそこに息づく感情を読み取るのに神経使う。

実話を元にされた話で多宗教、多民族、貧富の差など複雑な環境に身
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.5

舞台や映画で何度も語り継がれてきた物語。
勝手にリズムがあちこちから溢れ出すような演出で単純にハッピーになれる今作。

いつか両親に会えると信じる健気なアニーがとても可愛い。
キャメロン演じるハニガン
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

2.0

あまりの意味不明さに心折れた一作。
登場人物も多いのでメモしながらじゃないと無理だと途中で挫折してたけど、もう一回最初から観る気力もなく眉間に皺を寄せながらやっと見終わったಠ_ಠ

何となく事の大変さ
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.7

前評判など情報入れずに視聴。
いつになったら笑えるポイントが来るのかと思っていてら社会派ドラマだったので全然違った💦

「正義を、語れ」

キャッチコピーくらい読もうと反省。

カメラワーク、緊張感の
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

実写との複合だったので私も楽しめるかなと思って子供と初めて映画館にレッツらゴーしてきました。

トムとジェリーのドタバタは相変わらずで実写との融合から可愛さが倍♡
表情が細かくとにかく可愛い。
みんな
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

これは好き。
めちゃ好き。
かなり好き。

しれーっと余裕かますソロが超絶カッコいい。
イケメンだしイケボイスだし完璧か。

イリヤがボートで悪戦苦闘してるのに、トラックでラジオ掛けながらのんびりと食
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

幼い頃から吃音に悩まされたヨーク公。
王室と言うプライベートもないような特異な環境のプレッシャーとストレスは計り知れないな〜。

彼の抱える自分自身に対する怒りと苦しみが伝わってきて、王族であろうとも
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.2

ズッコケ鑑定士ハリーが傲慢なメディア王から大金を騙し取ろうと奮闘するお話…

コリン・ファース演じるハリーのドタバタぶりが面白いけど…え?ツボ持って帰ろうとするシーンは何のため?
終わり方がスマートだ
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.7

実在した天才数学者の半生を描いた作品。

統合失調症からくる幻覚に悩まされ、生活に支障をきたすほどの深刻な病状に私が心が折れる。
インスリンのショック療法って何!?
効果あんの!?
辛いし怖いよー(T
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.6

私の周りではつまんないと言う人が多かったので期待してなかったのですが、私は好き〜。

色彩豊かで心が躍るし、セリフや表情で語る分、歌がキャラクターの心情を良く表していて分かりやすい。

でも一方でミュ
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

2.0

下品!
全体的にはエロじーさんに振り回されるダサいザック・エフロンは面白いし、ヤルことしか頭にないじーさんのぶっ飛び具合も笑える。

何にも考えたくない時やシリアスな映画を観た後とか気持ちをリセットし
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天使のいる図書館(2017年製作の映画)

2.6

合理的と言うか感情を理解できない女の子が人の思いに触れて成長するお話し。

主人公のさくらがはみ出し過ぎかな。
あそこまでズレてる感じにする必要あるかなと。
図書館の人達のさくらに対する接し方が私はと
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

フィンランドで日本食の食堂を営むサチエを中心とした日常のお話。

雰囲気がめちゃめちゃ好き。
静かで丁寧で穏やか。

淡々とした日常の中でサチエの小さな体に秘めた意思をアチコチで感じる。
周りに振り回
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

2.7

皆さんのレビューを拝見して見たかったんですが、なかなか勇気が出ずやっと視聴。

色々と…濃い。
心が痛いし辛いし。

天秤のように上がったり下がったり、ふらふらとする気持ちを保つのに必死で、戸惑いと葛
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.4

音楽はカッコ良かった。
極悪人を集めたチームっていう設定も良いけどキャラ紹介が長いわりに薄いキャラがいて、もうそれなら最初からいらなくない?って思う。
いつ敵が出るんだよって思ってたら、ん?そこにいた
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

存在が重いのにヒトラーのソックリさんだと言うフィルターがかかる事で笑える事態に早変わり。
あら不思議!
まぁ誰も本物のヒトラーが居るとは思わないからそれも当然だけど。

「最初は皆んな笑っていた」
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.5

両親を事故で亡くし祖母に引き取られた少女が若女将として奮闘するお話。

両親が死んだと言うのに周りに心配をかけまいと頑張る様子が健気でオヨヨ😭
一見、悲劇から立ち直ったかのように見えたけど、時々父と母
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アウトランダー(2008年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

大好きな「パーソンオブインタレスト」のジム・カヴィーゼル見たさに視聴。

もう最初からB 級感満載で萎える。(実は1回冒頭で観るのやめた)
ストーリーはツッコミどころが多くてこれまた萎える。
人がバタ
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

1.5

どんなにヤバイじーさんなのかと思って観たら、若者の方がヤバかった。
嫌ーーーな予感しかないから、途中、掃除をしたり他のことをしながらのながら見。

案の定、腹立たしく気分が悪くなる話だったので、私的に
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.0

口をきかなくなった反抗期の娘とシングルマザーのお弁当で繰り広げられる攻防戦。笑

ウチの子はまだ幼稚園児だけど、いつかこんな反抗期が来るのかなとドキドキ。
今でさえ口出しちゃうのに、あんな態度取られた
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全世界が停電した最中に事故に遭い、目が覚めたらビートルズがいない世界だった。

主人公はスケベ心からビートルズの曲を自分で作曲したと公言する過ちを犯すけど、基本的にとても良い人間なので好感が持てる。
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ギリーは幸せになる/ギリー・ホプキンズの不機嫌な日常(2016年製作の映画)

3.0

里親を転々とする少女の成長譚。

ストーリーもキャストもとても良いんだけと…ちょっと唐突かなー。
トロッターさんに心を開くエピソードが弱い。
いつの間にそんなに心を許しちゃったの?って戸惑った。
もう
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

不思議とクイーンの曲は今、聞いても全然古さを感じない。
色々と打ち立ててきた記録や伝説から、もはや異次元の存在であるフレディ。
彼の生涯を垣間見れる素晴らしい映画でした。

栄光の影にある自身の悩みと
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ゲス・フー/招かれざる恋人(2005年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

デリケートな人種問題をコミカルに描いた一作で、現実の深刻さもチラリと垣間見えるけど、肌の色がどうと言う事より人として娘の彼氏を理解し、最後には家族に迎える暖かなお話だった。

あそこまで遠慮なく彼氏に
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.3

料理を作るシーンがとにかく美味しそうでたまらんでした。
料理のシーンはスピード感もあって、カールの料理に対する熱量が伝わってくるし何より作りたいものを作ってる彼は楽しそう。
ストーリーとのリズムも良く
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.1

海外で女性建築家としてキャリアを積んだのに自国イタリアでは女であるが故に職にあぶれるセレーナ。

演出が分かりやすくて面白いし、出会う人みんな一癖も二癖もあるから笑う。
誰だって何かしら隠しておきたい
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

ウン十年振りに再視聴。
話題になっていた当時は、どんなにスゴイもんなんだと思って見てみたらスローで魅せるアクションシーンやら革新的な撮影法が全面に押し出されていて中身のない映画だと思っていた。

…が
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

不自由な身体を抱え、周りから厄介者としか扱われない辛さに冒頭から心が抉られる。
美しい自然とアコースティックギターの音色はただ淡々として、モードの生活の空気感が伝わってきて良き良き。
一見不幸で理不尽
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ヘッドハンター(2012年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

緊迫感あってオチは良く出来たもんだけど、ところどころご都合主義。
途中サイコホラー的な匂いもあり、痛いしグロいし犬死ぬし臭いし辛くて酷い。
良いとこない。笑

最後は何もなかったかのような愛に包まれて
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

タイトルがコメディっぽいので、ちょっと噛み合ってない気がするけど、良い意味で裏切られました。

めちゃ良い話です。
私財を投げ売ってでも町のために奔走し尽力した百姓の話。
中心人物の養子に出された穀田
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

そこそこ早くタイプを打つしか能がない田舎娘とその才能を見出した保険屋のスポ根ラブ。

今のジェンダーレスの風潮からすると、あり得ないくらい男らしさ女らしさを求められる時代。
それが正しいかどうかは一概
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