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浅野いにお原作という情報のみで鑑賞。
長かった、体感3時間くらい。
でも、気分転換はしっかりできた。
青春時代に世界の滅亡を期待するの、わかる。
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アメリカと日本が着陸拒否したことに心を痛めていたところ、自国民まで拒否していると分かった機内の人たちの気持ちに同調して、怒りと悲しみと憎しみが渦巻いた。なので、人としての尊厳を守る選択をした皆さんに尊>>続きを読む
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体調のせいなのか、眠気が止まらなくて何度も意識が飛んだ。
家族・親という存在への強い感情が重要な位置を占める物語にはいつもなかなか入り込めない。ゲイにとって親へのカミングアウトが通過儀礼である点には>>続きを読む
打ちひしがれる。言葉を失う。
アニメーションドキュメンタリーというジャンルの、表現としての強さが、アミンたちの物語は事実なのだと訴えてくる。
同時に、『東京クルド』や『マイスモールランド』の場面が思>>続きを読む
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陽キャでリア充な男子が主人公のアニメって存在しないんだろうか。
などと考えながら観ていた。またこういう男の子が主人公か、と思いつつ友人が陽キャっぽかったので、ふたりの関係性に興味が湧いたものの描かれる>>続きを読む
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全編を通して男性性の有害さが目立っていた。戦争はホモソーシャルから生まれるのだろう。トリニティ実験の失敗を願ったのは、日本人だからか、個人の特性に因るのか。こんな感情が自分に湧くなんて。
オッペンハ>>続きを読む
夢の諦め時、しがみつこうとする自分との別れ時。大げさにならず、ひっそりと終えたのはリアルだと感じたし、だからこそ切なくなった。勝てなくても、手に入らなくても、意味はあるから笑っていたんだろう。
松山>>続きを読む
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"パレード"の映像が幻想的で素敵。
できるだけ説明を省いて描く姿勢も好み。
ナナが現世へ戻ったことには驚いたが、境い目にいるということは確かにその可能性もあるし、遊園地で会った人たちの想いを繋ぐ展開>>続きを読む
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先に原作を読んだ者として、ヘリウム→液体窒素の流れを丁寧にしないとガリレオシリーズである意味は薄まるように感じたし、内海は湯川を安易に頼りすぎだし、湯川が事件に関わろうとするまでの気持ちの変化も見えづ>>続きを読む
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突っ込みどころが多く、ぼんやりとした怖さのあるドラ映画。
多くの生命が誕生して活動している様子を、他人事として本当にただ観察しているのび太たちがまず怖いし、のび太の先祖がしずかちゃんや出木杉の先祖と一>>続きを読む
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冒頭の噛み合わない会話と騒音の不快感は結構なストレスに。後半の夫婦喧嘩も、どちらの言い分にも言い方にも違和感が残り、そういう全編に亘る違和感や不快感はこの作品の仕掛けのひとつだったのかも。まだらに伏せ>>続きを読む
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エストニアで初めて一般劇場公開されたLGBTQ映画であること、エストニアが旧ソ連圏では初の同性婚承認国となったことに一役買っている映画であること、それらの事実を知ることができたのは良かった一方で、日本>>続きを読む
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解放は成長に繋がるのだと、テルマが教えてくれる。
夫の様子から電話を即切りするシーンは笑った。
そもそもロードムービーは好きなのだけど、燃えるタンクローリーの側でふざけたり、砂地を10台近いパトカー>>続きを読む
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「しばらくひとりで怒っててもらってもいいですか?」が示した距離感を信用できて、お互いの特性へ触れあいながら雑談する様子に、自分と同じ世界線にある物語だと感じられた。不必要に配慮すること、わざわざ触れな>>続きを読む
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勝手に抱いていたイメージとは異なり、沸点へ向けてストレスにストレスを重ねていく展開に、90分ワンショットの緊張感も加わって疲れた。社会問題の散りばめ方や距離感は興味深かったので、心身の状態が良い日であ>>続きを読む
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ITの進化に加えて主人公が10代になったことで画面上の情報量が多すぎて追えない展開もあったけど、だからこそよそ見している暇はなく、最後まで緊張感が続いてあっという間に終わった印象。
夫婦間のDVは日本>>続きを読む
ほぼドラマの総集編だし、撮り下ろし部分もふんわりした編集だし、映画作品としては満足のいくものではないけど、コロナ禍が始まったばかり陰鬱な日々に楽しみと感動をくれたなぁと、当時を思い出しながら感謝の気持>>続きを読む
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リュカと同年代くらいの頃に観ることができていたら、ヒリヒリ感に同調して救われる部分もあっただろうけど、今となっては母や兄の視点で彼を観てしまって疲労。ふたりとも、よく諦めずに傍にいるなと感心した。>>続きを読む
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"同じような日々"は、"同じ日々"ではない。
道を掃く音で目覚めてからのルーティンを意識的に毎日同じくしても、社会で生活していれば外的要因によって"同じ"ではなくなる。姪が訪れてくるような大きな変化だ>>続きを読む
メインふたりのビジュアルの良さにどんどん目が潤っていく喜びを感じていたら、思いがけずグッとくる展開の連続に潤いが崩壊した。
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ゲイが不幸を背負わされたり死んだりする物語ばかりだった頃を経て、海外でも日本でも多様なキャラクターが描かれるようになった昨今に、実話ベースのこの作品が投入された意味を鑑賞後に噛みしめた。事件の起こった>>続きを読む
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前作は東京と神奈川以外の関東県ディスりだったためネタも理解できた上に、埼玉の自虐中心だったので笑えたし、根底には埼玉愛があったので涙も出た。今回もそんな笑いと涙を期待して観に行ったのだが、無表情で劇場>>続きを読む
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原作を読み終わってすぐに観たからか、映画では描かれていない部分を脳内で補完したからか、やはり映像作品には力があるということなのか、とにかく小説では泣かなかったのに泣いた。
原作の大事なところをしっか>>続きを読む
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小説の衝撃を2年以上も引きずったまま、待望の映画公開。どうしても原作と比較してしまったので、初見の人が羨ましい。とはいえ、作品に対して真摯に向き合って映像化してくれたんだな、と感じられたのは嬉しかった>>続きを読む
気弱な男が周囲を犠牲にして成長する物語が嫌いなので、冒頭の島のシーンからウンザリ。その後も、どこかで聞いたような台詞やテンポの悪い展開が続くので、退館したくなる衝動を、目をつぶったりトイレへ行ったりし>>続きを読む
子どもたちが向かい合って立っているだけなのに、手に汗握る緊張感。最初からひたすらに不穏。誰が悪いかと言ったら親たちが悪いんだけど、善悪の話ではなく、子どもに何が見えていて何を考えているのか、親は知る由>>続きを読む
日本では2001年に公開。なので劇場で観た自分は23歳。その時点では既に周囲へのカミングアウトが済んでいたけれど、振り返ればこの作品によって、さらに勇気をもって行動できるようになったのかもしれない。">>続きを読む
自分が男性だからか、特権を得ているバービーたちの視座には早々に同調したようで、人間社会でさらされる目線や態度には恐怖や嫌悪を感じた。女性の置かれている状況への想像が足りてなかったことを全編通して痛感さ>>続きを読む
鈴木亮平はさすがの演技。永野芽郁はあざとさを感じない可愛さで好感を持てた。坂口健太郎はこの頃よりも今くらい年齢を重ねている方がセクシー。
あまりにもすれ違うので若干の中弛みは感じたものの、しっかり泣>>続きを読む
バルス?バルスって言う?
とドキドキする場面があった。
シータとパズーみたいにマジ顔なんだもん。
自分には難解すぎた。2回目観たら評価も変わりそう。
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「またね」は、様々な感情を込められる素敵な言葉だなと、久しぶりにしみじみ感じた。
生きたセリフが多く、子役を筆頭に役者の芝居も活き活きとしていて、好きなタイプの作品。
友だちなのか友だちじゃないの>>続きを読む
エルのバカっぽさとブスさ加減が絶妙のブレンドで、どんどんキュートに感じてくる魔法の味わい。全身が陰茎みたいな雰囲気のワーナーも、ロースクールの学生らしい知的さを感じさせなくてコメディ向き。
脳の緊張>>続きを読む
映画をつくり続けてくれている人たちへの感謝の気持ちが、観ている途中で急に溢れた。ありがとうございます。
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口から発されている音と、並行して指で示している文字との違いにめちゃくちゃ驚いた。きっと周囲は、本人の口から聞こえる音や非言語情報から、本人が伝えたいことの理解に努めるのだろうけど、だとするとおよそ見当>>続きを読む