いまびん

School Daysのいまびんのネタバレレビュー・内容・結末

School Days(2007年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

胸糞案件なので、個人的にメモ。

噂には聞いていたが、伊藤誠のクズさが見てて気持ち悪かった。

途中で気持ち悪すぎて見るのをやめたくなった。

初めはただの高校生の恋愛を描いているが、10話の最後の、言葉の精神が壊れたあたりからがこのアニメの真骨頂なのか。

純粋すぎて不器用な言葉、罪悪感を感じながらも好きな気持ちに負けてしまう世界。

全ての面倒事から逃げ続ける伊藤誠。
早く言葉に別れを切り出せばよかったのだが。

言葉はまじで何も悪くない。
と思うのだが、、

他の奴らは民度と貞操観念が低すぎる。
女バスなんか終わってる。伝統?は?

だからこそ言葉が可哀想であり、伊藤誠がはっきり言わなかったのがここまで大ごとになるのは仕方ない。本当に言葉が不憫だ。

伊藤誠と関係を持つ女子たちも、はじめての相手である世界以外は終わってるのではないか。
世界も不倫という関係になるのを知っておきながら好きな気持ちを抑えれなかったのは少し引くが、分からなくもない。
成り行きはどうあれ、最終話に関しては世界が不憫でならない。


友達のためを思いながら好意もある刹那、彼女じゃなくてもいいからという加藤なんかもまだ分からなくもないが、光以降はもう胸糞。
てかそこまでしたくなくない?


泰輔もまあどうなんだろう、好きな子に対して真摯に接しているように見えるが、この世界線ではまともな方か。
ただ学祭でやるか?伝統か知らんけど頭悪いやろ。

伊藤誠も根本は優しかったのだろうが、高校に入り抑えきれない性欲がクズへと進化させた。

まじでまともなん誰やろ。
みんな伊藤誠と出会ってからおかしくなったのか?
でも世界や加藤、刹那なんかは昔から伊藤誠を好きだったし、それを余裕で超えるクズの伊藤誠だからおかしくなっていったのか。

個人的に言葉と刹那以外気持ち悪い。
刹那も世界を思うあまり、よく分からない行動を起こしているが、他の肉体関係だけの奴らよりちゃんと考えがある分、多分にマシだろう。

言葉の精神が壊れて、一度元に戻った時は安心したが、言葉には罪を背負って欲しくなかった、言葉には世界を殺してほしくなかった、もっといい人が見つかるはずなのに、最後の一言が痺れる。


自分の理解が追いつかない胸糞作品。

この世界線には絶対行きたくない、と思うが、実際こういうのがあるのだろう、か。

だからこそ何の感情も湧かない作品より、いいのかもしれない。

しんどかった。

一生見ん。
いまびん

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