このレビューはネタバレを含みます
ギュってやったらぶっ殺すわよ
俺が好きなのが堀さんなんで
俺が好きなのは普通の女の子じゃなくて堀さんだから
捨てたかったんだけどね。重いし、大きいし、どうしたらいいか分からないから。でも結局捨ててない。自分にとって大事なものだったんだなって今は思うよ。友だちになれない人なんかこの世にいないと思うんだ。
何かを欲しがることなんて恥ずかしいことじゃないのよ。それが手に入るにしろ入らないにしろ
気づいてほしくないことほど笑顔で隠すし、本当に手放したくないものほど由紀は絶対に口には出さない。心底”好き”だとか”欲しい”とかも言わない。だから、由紀の好きなものは由紀から離れていっちゃうんだ…
受け入れてもらえなかったらと思うと、ハッキリさせることが怖くてたまらない
誰も悪くないから、つらいんだな
他人がどう思うかより、自分がどう思ってるかが大事なんじゃないの?
俺は堀さんがこれからも笑ってくれるならそれでいいよ
距離が縮んだ。誰かとこんなに距離が縮んだのは初めてだよ。境界線をなくすこと本当はすごく怖かった。俺は俺以外の人間なんて知らなかったよ。こんな世界知らなかったよ。俺の日常を壊してくれてありがとう。