不良×タイムリープという、面白いジャンルと面白いジャンルを掛け合わせたらそりゃ面白いに決まってるじゃん！ていうニンニク×バター理論の作品。
ヒロインの死を防ぐため、過去に戻り原因となった不良グループを調査するわけだが、陰惨な未来はなぜ起こったのか、その未来をどうやって変えるのか、そして変わった未来はどう進んだのか。
それぞれの繋がりや過去を変えたことで新たに生まれた謎など、過去と未来を行き来する中で生じる変化を描くのがとにかく上手い。
うまくいったと思ったら...え⁉︎なんでそんな未来になってるの⁉︎といったこともあり常に先が気になる展開で食い入るように観ていた。
もちろん不良モノとしても面白く、各メンバーの絆や曲げられない意地を貫き通す姿はカッコいいの一言。やはり不良モノの醍醐味はこれだろう。
キャラクターの生き様やスタイルについつい惹かれてしまい、話が進むにつれて推しが増えていったのは私だけではないはず。
一方、アニメの辛いところで登場人物が多いため作画は少し残念だった。グループ対グループの戦闘シーンはそりゃ大変だろうがもう少し頑張って欲しかったところ。
まあキャラクターがあまりいないシーンは問題ないので、そこまで不満というわけではないが。
それにしてもなんで不良作品のヒロインは聖女ばかりなんだ...。
俺も不良になってたらあんな聖女と付き合えたのかな。あ、それは関係ない？そんなー。
