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勇者王ガオガイガーのblackmonkeyのネタバレレビュー・内容・結末

勇者王ガオガイガー(1997年製作のアニメ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ】
地球外超文明に作られた機界原種が地球に侵攻し、地球人の機械昇華を目論む。地球外文明のカインの力をもとに地球はGGGを設立、ガイが融合したガオガイガーら勇者ロボット、カインの遺児で地球人の護の浄化の力で対抗。原種に滅ぼされた残党、ゾルダートJの協力もあり木星での戦いで、超すごい力「パワー」で原種を殲滅、その後出現した新原種も倒す。護は宇宙のどこかで新原種に脅かされている人を倒すため、宇宙に飛び立ち幕。

【感想】
勇者シリーズ最後にして最高傑作。かつての作品の良いところをただ加えるだけでなく、融合してうまく仕上げた。大人になった今見ても面白いし、感動した。「エクスかイザー」の地球外生命体の侵攻への対峙要素、「ファイバード」の優しくてかっこいいお兄さん要素(ガイ)、「ダガーン」の伝説的な超パワー要素(THEパワー)とセブンチェンジャー的な最初敵だけど味方要素(ソルダートJ)、「ジェイデッカー」の超AI要素、「ゴルドラン」の地球外超文明要素、「ダグオン」の人間とロボットの融合要素などなど単体で面白い要素をふんだんに盛り込んでいる。単にごちゃ混ぜはつまらなくなるけど、敵が「ターミネーター」、「マトリックス」の敵のような存在でハードSFのため脚本がしっかりしているし、原種の存在、護の存在が伏線はって徐々に回収の展開がどんどん見たくなるため面白さがかけ算で増し増し。当時これで最後になったのは残念に思ったが、これ以上の作品は作れそうもないので、仕方ないとも。しかし、もう数十年たったし、シリーズ再開してほしい。
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