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ガラスの仮面の後で変更することも可能ですのレビュー・感想・評価

ガラスの仮面(1984年製作のアニメ)
1.0
面白いです。 ただし、 (原作に存在しない) 悪質な差別、 言葉狩り、 が存在するため、 低評価にせざるを得ませんでした。 原作が面白い事は ほしょうしますので、 ガラスの仮面を楽しみたい ひとは原作を読んでください。

内容自体は面白いものの、 冗長で進行速度の遅いシーンが多く、 早送り しながら しちょうしました。 内容 (= 原作) は充分に高品質です。 ぜん 23話ですが、 最終話 (23話) は総集編なので、 実質 22話です。 原作は未だに未完のようですが、 [北島マヤが女優として成長して、 認められ、 受賞するまでの物語] は、 このアニメの部分までで かんけつしています。 つまり、 [原作の区切りの良い部分までをまとめた内容] が、 アニメの ぜん 22話です。

そして、 内容とは別に、 大きく減点せざるを得ない箇所がありました。 露骨な差別、 言論統制が含まれている箇所です。 11話には [王子と乞食](王子とこじき) という文字が いたるところに登場しますが、 [乞食 (こじき)] の文字が すべて [ぼかし処理] されていました。 乞食という言葉は、 すべてのテレビ局で放送禁止用語になっています。 理由は [差別用語だから] だそうです。 しかし、 これは不自然です。 そもそも、 [王子と乞食] は有名な児童文学作品です。 これを差別用語と主張する事自体が不自然です。 仮に差別だとすれば、 [ホームレス] なども放送禁止に指定しなければ不自然です。 これは明らかに悪質な言葉狩りであり差別です。 この言論規制は本編とは無関係であるものの、 私は作品内に差別、 言論統制、 言葉狩り、 が含まれている場合には減点せざるをえません。 理解していただければ幸いです。

なお、 アニメ [ガラスの仮面] には [1984年製作] と [2005年製作] が存在します。 こちらは [1984年製作] の方です。 オープニングで北島マヤ がレオタード姿で珍妙なダンスをひろうしている方です。 間違えないように注意してください。