この手の物語において不動のヒロインと決め台詞の大切さを教えてくれた作品。
ヒロインと共に掛け合う決め台詞。ハーレムものでありながら、実直にヒロインを育て続けた故にここまで見られた。
ただ、最終シーズンとしてはやはり少し物足りない。始祖や契獣の話など、いろいろ掘り下げて欲しい話はあったんだけど、いまいち良くわからない存在のまま終わってしまった。
「ここからは俺の喧嘩だ」「いいえ先輩、私達の戦いです」の決め台詞の掛け合いから、最後には主人公が「俺たちの戦いだ」と締めてくれると思ってただけに少し拍子抜け。グレンラガンみたいに決め台詞が成長していく感じを一話から期待してただけに。
関係性としてはヒロインがヤキモチを焼きながらも結局は元鞘に収まる。初期の話でヒロインの子供が過去から来てる時点で絶対的な正妻なわけで、作者的にも絶対的なヒロインとして描かれていたのは良かった。
