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凪のあすからのhkrのネタバレレビュー・内容・結末

凪のあすから(2013年製作のアニメ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

作画最強アニメ。

はがないからブリキさんのイラストが好きで、キャラデザブリキ、P.Aのオリジナル作品、好きな声優さん、ということですごく期待してみました。

海中で暮らす人間と陸で暮らす人間が出会い共に生活していく姿を描く作品なのです。2部構成ですが、2部が五年後の設定でそこから一気に物語の深刻さが変わっていきます。
しかし綺麗な作画も、登場人物の性格も大きくは変わらずおっとり優しい世界のままなので少女漫画をみている気持ちで鑑賞できると思います。

2部から複雑な事情になって行くのですが、私はさゆが要をずっと追いかけて、踏切で叫ぶシーンはもらい泣きしてしまいました。
要は本当にずっと優しい男の子で、ちさきのことを密かに思っているのですが、その気持ちが届かずとも優しさも変わらずいつも無理してでも笑顔を作っている彼が感情の糸が切れて涙してしまうところに胸を締め付けられます。

さゆ自身も虚勢や意地っ張りだったり、いわゆるツンデレのツンをたくさん見せてくれる女の子なのですが、要に対しての少しの態度の違いとか最後のセリフとか素直に本当にいい子で尊かったです。
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