このレビューはネタバレを含みます
天才ファッションデザイナー:ホルストンの成功と転落。芸術かビジネスか、プライドか金か…。
ゲイであるホルストン役は、ユアン・マクレガー。先鋭的ファッションで身を包み、夜は欲望に身を委ねる。話し方にも気位の高さが出ていて、傲慢さと脆弱さが合わさりセクシーでしたね。ちょっと腹立つ雰囲気がまた上手い。引き込まれました。
藻がき苦しみ落ちてゆく姿はかなり痛々しかったけど、最後のひと仕事はじんわりきた。剥き出しの野心と才能で夢を掴み、欲望渦巻く時代に翻弄されまくった、まさしく時代の寵児。全5話と無駄なく観やすかったです。