カトー

DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機のカトーのレビュー・感想・評価

4.8
禁断症状

アメリカで非常事態宣言まで出されたオピオイド危機の顛末を描いたドラマ。評判通りの傑作で、ここ数年で観たドラマの中で最もパワフルで感情を揺さぶられた作品。製薬会社への怒りとオピオイド中毒になってしまった善良な市民への悲しみ、悔しさで文字通りテレビに釘付けだった。まさにドープシック中毒。時系列が複雑で最初はついていくのに必死だったけど、最後まで観ると非常に効果的な編集だったことに気付いて感動した。薬の営業マン視点でオピオイド危機を描いたネトフリの『ペインハスラーズ』と合わせて観るといいかも。あっちほどドープシックは軽いノリではないけど。。
カトー

カトー