Mai

エイリアニスト:暗闇の天使のMaiのレビュー・感想・評価

エイリアニスト:暗闇の天使(2020年製作のドラマ)
1.0
シーズン1で築き上げた作品の良さやキャラクターの魅力を片っ端から踏み潰して更に粉々にするような最低のシーズン2だった。
シーズン1が好きだっただけに怒りすら覚える…

シーズン1のドクタークライズラーは犯罪者心理に迫るあまりに闇落ち寸前になっているとても危うく魅力的なキャラクターだったのに、シーズン2では普通の人になっていて何の魅力もなくなっていた(せっかくブリュールさんが演じているのに!)。
シーズン1のドクタークライズラーとメアリーとの恋があんなにドキドキさせられる描写だったのに、シーズン2で突然登場した女とあまり意味もなく恋に落ちていてもはや別人?という感じでがっかり!
そもそも主役がサラになっては、犯罪者心理を読み解くというシーズン1の良さがなくなっていて面白くない。
女性の権利にスポットあたっているのかもしれないけれど、展開が面白くないと主張も白々しくなるように感じた。
ジョンとの関係も中途半場だった。

というか、リジーの話しとしてもっとちゃんと語ってほしかった。
ドラマの中では一切語られなかったけど、これってリジーは父親から性的虐待を受けていたという話じゃないの?
クララが父親との間に生まれた娘だから父親は自殺しリジーは精神を病んだ、というストーリーなら納得出来る。
そこまでをラズローが解き明かして、犯罪の裏に家庭内暴力があることを指摘してリジーもまた被害者であるという結論に達したなら、シーズン1からの流れも汲めるしラズローのキャラクターも保てたと思うのに。

とにかくストーリーも展開もキャラクター何もかもが中途半端だった~~~
Mai

Mai