ふれり

エカテリーナ シーズン2のふれりのネタバレレビュー・内容・結末

エカテリーナ シーズン2(2017年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

シーズン1に引き続き。

エカテリーナはシーズン1の初々しい雰囲気から威厳あふれる風格に。最終話ラストのカメラ目線のどや顔は最高でした。
啓蒙専制君主としての姿よりは、親子関係に悩んだりエリザヴェータと同じことを繰り返しているなぁと己の行動を見直したりと情の深い人でした…みたいな人間ドラマにより重点が置かれていたような。
オスマン侵攻は描くけどポーランド分割について一切触れないのはロシア産だから?(私が忘れているだけかもしれんけど…)

愛人についてはポチョムキン中心かと思いきや、グリゴリー編に力入っている印象。
ポチョムキンがなぜそこまでエカテリーナにとって大切な存在だったのかという描写は乏しく、最終話の秘密結婚も唐突に感じた。その辺はシーズン3でってことなのかなぁ

地味に気になるのはオスマンと勝手に取引していたパーニンが何の咎めも受けていないこと、、
エカテリーナは受け取っていないのにおかしいな?的な描写はあったと思うんだが…一体どうなったんだ。これも見逃しただけかな?

(~1.19 倍速録画消化)

シーズン3が登録されていなかったのでこちらに、、
ソフィア、パーニン、偽皇帝・偽皇女暗躍編。長くて挫折しかけたけど何とか…。
フィクションとして見ている分には策謀家がいた方が盛り上がるので、前シーズンではたしかあっさり描写だったソフィアが前半がっつり出ていてよかった。
まあでも基本的にエカテリーナ全肯定モードなので(今は啓蒙専制君主の時代ではないのにそれはちょっとどうなんだ、、と思うけど批判的な表現は体制上難しいんだろうか??)プロパガンダ的なものを感じてしまわなくもない。

笑う場面じゃないんだけどエカテリーナの「何か足りないものはある?ムチ?」というセリフが決まりすぎてて吹き出しそうになってしまった。

(~2.17 倍速録画消化)
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