クセのある弁護士に綾瀬はるかさん、タッグを組むのがミステリー作家志望の大泉洋さん。
このふたりの掛け合いや雰囲気が何ともいい味を出しててよかった。
篠田の冤罪事件はなんとも言えない気持ちにさせられた。何かを得るために何かを犠牲にする、だけど人が人を貶めていいはずがない。「必要のない人間なんていない」法廷での尋問シーンを含め、人に訴える剣持麗子の言葉はなかなか心にグッとくるものがあった。
すごく興味深く視聴したけど、ただ表題は「元彼の遺言状」でない方が良かったのではと思う。
篠田との出会いとして重要な部分ではあるのだろうけど、元彼の遺言がまだまだ大きくストーリーに関わって来るかと思っていたのでなんだか拍子抜け。
全体を通して普通に面白かったのに、変に構えて見てしまったのが残念なところだったかな。
