妖艶で甘美でセクシー、復讐も華麗で美しい、そう印象付けるためにもこの物語の肝は大きく密にあると思うのだけど、それを松本若菜さんが素晴らしくピッタリとハマっていた印象。
会社に入り込み、美しさと狂気を武器にじわじわと復讐を進めていく。ターゲットは誰がどう見ても嫌な奴なので、スカッとはしていくけどこれで密の心が晴れるのかは疑問。
本当に亡くなった夫を思ってなのか、ただ復讐を楽しんでいるのか、自然と密に惹きつけられる魅力があった。
全8話と短くどうしても詰め込んだ感はあったので、もう少し丁寧にストーリーを見たいと思ってしまったけれど、それでも楽しめた。
